クオモ州知事辞任セクハラ疑惑の渦中に＜政治＞

女性11人へのセクハラ疑惑で辞任圧力が強まっていた、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ元州知事は昨年8月10日、辞任する意向を発表した。同日付ＮＢＣニューヨークが伝えた。知事は一切のセクハラ行為を否認。前週に出された疑惑を認める州司法長官の報告書を、政治的意図に基づいていて歪曲に満ちていると非難した。一方で、自分の行為によって不快感を感じた女性には謝罪した。この辞任発表は、弾劾調査を進める州議会下院の司法委員会会合の翌日になされ、結果として知事は弾劾を免れた。後任にはキャシー・ホークル副知事が就任した。