警視庁によると、東京都内での2021年交通事故死者(速報値)は累計130件133人(前年比－22)となりました。1967年以来53年ぶり都道府県別年間ワーストとなった前年から一転、1946年以降の統計史上最少となった2019年と同数になりました。
なお、うち65歳以上の高齢者は58人(－2)と4割超を占めています。一方、1月には世田谷区で横断歩道の9歳男児が、7月には荒川区で4歳男児がスーパー駐車場付近ではねられて亡くなったほか、11月には世田谷区で自転車とトラックが接触、抱っこ紐の8か月男児が亡くなる事故も発生しました。
※警視庁と大阪府警は休日を含め翌日に事故件数を発表している。
■東京都内での2021年交通事故死者数(12月31日現在：計上日基準速報値)
【月別】
・ 1月：10人(－1) うち高齢者6人(－1)
・ 2月：12人(－3) 5人(＋2)
・ 3月：13人(＋5) 4人(＋2)
・ 4月： 9人(－5) 4人(－3)
・ 5月： 7人(－1) 4人(＋1)
・ 6月： 6人(－2) 4人(－2)
・ 7月：11人(－5) 5人(＋1)
・ 8月：13人(＋3) 2人(＋1)
・ 9月：10人(＋2) 9人(＋8)
・10月： 9人(－5) 4人(＋1)
・11月：12人(－9) 4人(－8)
・12月：21人(－1) 7人(－4)
・2.74日に1人の割合(上期3.18日/下期2.42日)
・都道府県別：総数3位 増減数44位T 増減率27位 人口10万人比47位
・年間死者数：2020年155人 19年133人 18年143人
うち高齢者： 60人 55人 60人
【市区町村別】
・23区 ：84件85人
8件8人：足立区、江東区
7件8人：世田谷区
7件7人：大田区、江戸川区
6件6人：板橋区、杉並区
5件5人：大田区、豊島区
4件4人：渋谷区、練馬区
3件3人：千代田区、墨田区、中野区
2件2人：新宿区、品川区、北区、荒川区、葛飾区
1件1人：中央区、港区、台東区
・5件5人：八王子市
・4件4人：府中市、調布市
・3件3人：町田市、日野市、あきる野市
・2件2人：小平市、西東京市、東久留米市、青梅市
・1件1人：立川市、武蔵野市、昭島市、清瀬市、多摩市、羽村市、瑞穂町
・高速：9件11人
6件6人：首都高速[葛飾区、港区、墨田区、中央区、渋谷区]
1件2人：中央道[調布市]、保土ヶ谷BP[町田市]
1件1人：関越道[清瀬市]
