彌彦神社(新潟県弥彦村)、時折風雪が吹きすさぶ天気でも初詣で賑わう

彌彦神社 本殿

2022年を迎えた新潟県内。越後一の宮・彌彦神社(新潟県弥彦村)にも多くの人が初詣に訪れ、今年1年の幸福を願って手を合わせた。

例年、三が日には初詣に25万人が訪れるといい、また秋の「菊まつり」などでも多くの参拝客が訪れる同神社では、参道の一方通行化や、祈祷を目的として来た客の動線を分けるなど、混雑の回避と感染対策への工夫が見られた。

1日9時ころに訪れた燕市の20歳代男性は「例年もっと混雑していたイメージだが、今日は案外人が少ない」と話す。また参拝後、「家族の健康や、仕事のことについて願った。今年は新しい仕事にも挑戦していきたい」と語った。

同神社は全国的にも珍しい「二礼四拍一礼」の参拝方法をとるが、その様子を見た観光客らしい参拝者は「何回だっけ?」と家族へ尋ねる様子も見られた。

7日には、祭神の伊夜日子大神が武勇に優れる神であることにちなむ、「弓始神事」が実施される。

一の鳥居 1日午前は晴れ間と風雪を繰り替えす不安定な天気となっていた

参道の様子

本殿に続く参道の様子

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