横須賀『うみかぜ公園』で無料デイキャンプ!東京湾の絶景を見ながらバーベキューはいかが?

我が家では長女が中学生になり、長女の部活が始まってからは泊まりのキャンプにいける機会が少なくなってきた。それでもやっぱり外でご飯を食べたり、キャンプ気分を味わったりしたい。そこで、都内から余裕を持って日帰りできるうえに予約なしでも気軽に行ける、神奈川県横須賀市の『うみかぜ公園』によく足を運んでいる。今回は、テントやタープを張ったバーベキューやデイキャンプが可能なうみかぜ公園の魅力を詳しく解説していく。

横須賀のうみかぜ公園は東京湾の絶景が魅力!まずは概要やアクセスをチェック

まずは、うみかぜ公園の概要やアクセスを紹介していく。

うみかぜ公園の概要

うみかぜ公園は、神奈川県横須賀市の東京湾沿いに位置する公園。

園内には、バーベキューができる広場の他、マウンテンバイクコース・壁打ちテニスコート・スケートボード・バスケットコートのスポーツを楽しめるエリアや、芝すべり台・水の丘噴水などの家族で遊べるエリアもある。

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以前は、X JAPANのhideの「hide MUSEUM」というのがあった場所でもある。目の前の海からは、東京湾唯一の無人島である猿島を眺めることができる。

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うみかぜ公園へのアクセス

うみかぜ公園は、神奈川県横須賀市平成町という、もともとは海だった「埋立地」にある。

住所

神奈川県横須賀市平成町3-23

アクセス

  • 車の場合:国道16号線「安浦二丁目」交差点を平成町方面に曲がり約700m
  • 電車の場合:京浜急行線「県立大学駅」より徒歩15分

電話番号

046-826-2899

基本利用料

無料

※団体やイベント等での利用は有料
※ゴミの引き取りは有料

駐車料金

  • 普通車/7時~22時:最初の1時間320円、以後30分毎に160円、上限640円
  • 普通車/22時~7時:1時間につき100円
  • 大型車/7時~22時:1回毎に2,100円
  • 大型車/22時~7時:1回ごとに1,050円

都内からのアクセスもいいのが特徴で、首都高から横浜横須賀道路(横横道路)を経由すれば、都内から60分前後でいくことができる。しかも、横横道路は渋滞しないのがいい。

筆者は横須賀出身で、今も両親は横須賀に住んでいるので、もう十数年横横道路を利用している。しかし、今まで一度も渋滞らしい渋滞に巻き込まれたことがない。到着時間も読めるので本当にストレスフリーだ。

▼うみかぜ公園 公式サイト

横須賀のうみかぜ公園は無料で利用できる!常連の筆者がおすすめポイントをご紹介

横須賀のうみかぜ公園にはさまざまな魅力がある。ここからは、うみかぜ公園の常連である筆者が特におすすめだと感じるポイントをご紹介する。

海が絶景!家族でも友人同士でも楽しめる

うみかぜ公園には、とにかく遊べるエリアがたくさんあるのが魅力だ。釣りもできるし、マウンテンバイクやスケボー、芝すべり台などなど。家族で訪れても、友人同士で訪れても思いっきり楽しめるだろう。

また、バーベキューができる芝生広場では大型のテントを張ることもできる。バーベキューはもちろん、デイキャンプが楽しめるのも魅力だ。目の前の海がきれいな上に、空が広くて解放感があるのも気持ちがいい!

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目の前の海では釣りができるため、たくさんの人が釣りをしている。

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公園内のスケボースペースは、段差や坂もあって意外に本格的。

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マウンテンバイクができるダートは、マウンテンバイクを楽しんでいる親子で賑わっている。

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小さな子どもでも遊びやすい芝すべり台まで!芝すべり専用ソリは9:00~17:00の時間内であれば無料でレンタルできる。

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ちなみに、駐車場は200台程度停められる広いスペースがあるものの、暖かい時期やバーベキューシーズンには遅い時間に行くと少し並ぶこともある。

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利用料はなんと無料!予約なしで利用できる

うみかぜ公園の最大の魅力は、利用料がかからないこと。そして、予約なしで利用できるところだ。

当日でも思い立ったタイミングでいくことができるし、広い公園なのでそれほど混雑を感じないのが特徴。筆者はこれまで10回以上行っているが、混んでいて芝生広場でタープ等が張れなかったことは一度もない。

一般的な公園ではテントやタープの設営が禁止されているところが多い中、うみかぜ公園ではペグ打ってタープ張ることも、ツールームの大型テントを張ることもできる。購入したテントを試し張りしに一人で来ている人もいる。

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バーベキューはもちろん、軽いデイキャンプから本格的なデイキャンプまで楽しめる。こんな自由に色々なことができる公園は関東近郊では非常に少ないはず(自分はここの公園しか知らない)。

犬連れもOK!ただしリードは忘れずに

もちろん、犬を連れていくこともできる。ただし、ノーリードは禁止なのでリードが必須だ。

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バーベキューやデイキャンプをするのであれば、リードを繋いでおくためのドッグポールも用意しよう。

手ぶらでもバーベキューができる!スーパーも公園に隣接

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うみかぜ公園では、タープ・椅子・テーブル・コンロなどのレンタルも行っている。レンタル品を借りるには基本的に事前の予約が必要だが、空きがあれば当日レンタルも可能だ。

レンタル品は管理事務所で貸し出しを行っているが、事前予約が一件も入っていないときなどには事務所自体がやっていないケースもあるので注意しよう。

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また、事前予約すればセット食材の販売までしており、比較的手頃な価格で手ぶらバーベキューができる。これだけのレンタル品・販売品があれば、手ぶらバーベキューはもちろん、何か忘れ物があったときも安心だ。

ただ、うみかぜ公園にはリヴィンという大型スーパーが隣接しており、公園からも繋がっているくらい近いので、食材などの調達はリヴィンでするのもおすすめだ。

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横須賀のうみかぜ公園でバーベキューやデイキャンプをする際に注意したい点

自由でなんでもできるうみかぜ公園だが、禁止事項もあるので紹介する。うみかぜ公園に行く前に、しっかりチェックしておこう。

宿泊は禁止!バーベキューやデイキャンプは日没まで

うみかぜ公園では宿泊ができない。バーベキューやデイキャンプの場所取りは日の出以降と指定されており、利用時間は日没までとされている。

明確な時間が指定されているわけではないが、日が沈んでくると周りの人たちも帰り支度を始めるので、雰囲気で「そろそろかな」というのがわかるはずだ。

直火は禁止

バーベキューエリアである芝生広場であっても、直火での焚き火、バーベキューなどは禁止されている。

また、うみかぜ公園は海沿いなので風が強い時もあり、周囲のテントに火の粉が飛んでしまう可能性もある。周囲に配慮し、マナーを守って楽しもう。

ゴミは必ず持ち帰ること

うみかぜ公園内にゴミ捨て場はないので、ゴミは必ず持ち帰らなければならない。

レンタル品などを扱っている管理事務所でゴミ袋を購入すれば、処理までお願いできることも。

ただし、ゴミの引き取りは16:30までであることや、管理事務所がやっていない場合もあるので基本的には持ち帰ると考えたほうがよい。

うみかぜ公園の周辺も楽しいところがたくさん!横須賀観光にも行ってみよう

うみかぜ公園の周辺には、意外とたくさんの観光スポットがある。横須賀出身の筆者おすすめの観光スポットを紹介していく。

目の前にある無人島・猿島

前でも紹介した通り、うみかぜ公園は埋立地ということもあり、海が目の前にあってものすごく景色がよい。目の前に見える無人島の猿島は、近くの港から船で渡ることができる。

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猿島は戦時中に軍事基地のように使われていたことあり、要塞のような造りをしている。歴史遺産などのスポットもあり、雰囲気があって楽しめるはず。

夏には海水浴も楽しめる。猿島を一周するには半日くらいかかるので、デイキャンプと一緒に猿島を楽しむ……というのは難しいかもしれないが、ぜひ行ってみてほしい。

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ドライブがてら行ける横須賀美術館

横須賀美術館は、うみかぜ公園から国道16号線をちょっと南下したところにある美術館。こちらもとても景色がよい。

横須賀美術館へ向かうまでの道もとてもきれいなので、ドライブがてら行くのもおすすめ。

道中には大浴場がある入浴施設(SPASSOと湯楽の里)がある。また、高速の馬堀海岸インターチェンジも近いので帰りも楽だ。

横須賀のうみかぜ公園は無料でトコトン遊べる最高のスポット!ぜひデイキャンプに行ってみては?

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うみかぜ公園は都内からのアクセスもよく、テントを張って、バーベキューができる公園だ。海が目の前にあり、広大な空の下、東京湾の絶景を眺めながら気持ちよくバーベキューを楽しめる。

園内には子どもから大人まで遊べるスポットが豊富なので、家族連れも釣り好きの人も、スケボーをやる人も……いろんな人が楽しめる場所だ。我が家は都内から月に2回くらいは通っていて、本当は教えたくないくらい好きな場所である(笑)。

そして、横須賀市にはうみかぜ公園や猿島、横須賀美術館以外にも、遊ぶところや観光スポットがたくさんある。

横須賀生まれの筆者としては、うみかぜ公園をきっかけに、ぜひ横須賀にも遊びに来てほしいと思う。

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