【2022年】東京「どんど焼き」開催場所まとめ いつ?意味は?ご利益は?

お正月が終わると、正月飾りを神社などでお炊き上げをする「どんど焼き」という伝統行事の時期がやってきます。「左義長」や「道祖神祭」など、地域によってその呼び名は異なりますが、今回は、2022年に東京都で開催される「どんど焼き」を徹底解説します。どんど焼きの意味、開催される場所、いつ開催されるのか、焼いていいもの・いけないものなど、知っておきたい知識をまとめましたよ。

どんど焼きとはどんな行事?

お正月飾りの「門松」や「しめ飾り」は、一般的に1月7日(松の内)までに片付けるものとされていますが(地域などによって異なります)、取り外した正月飾りを神社などで焼く行事を「どんど焼き(左義長)」といいます。お正月に門松やしめ飾りによって出迎えた歳神さまを、それらを燃やす炎とともに見送るという日本の伝統的な行事。五穀豊穣、無病息災、家内安全を願います。

焼いていいもの・いけないもの

どんど焼きは、古いお守りやお札、正月飾りを焼く行事ですので、なんでも持ち込んでいいというものではありません。

・焼いていいもの

古いお守りやお札、正月飾り

・焼いてはいけないもの

鏡餅、橙・蜜柑などの生もの、だるま、年賀状、人形など

正月飾りでも、ビニールやプラスチック、金属など、一般的に燃やせないものは外してから出しましょう。また、神社等によって、持ち込めるものが異なりますので、事前に確認することをおすすめします。

東京でどんど焼きができるところ

鳥越神社(東京都台東区)

鳥越神社は白雉2年(651)、日本武尊を祀って白鳥神社と称したのに始まるとされる歴史ある神社。特設の納所が2022年1月5日(水)〜8日(土)午前中まで境内に設置されます。お焚き上げの火や煙にあたったり、長い竹竿の先につけた餅を焼いて食べたりすると、一年間が無病息災で過ごせるといわれます。

日程:2022年1月8日(土)13:00

鳥越神社

住所:東京都台東区鳥越2-4-1

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花園神社(東京都新宿区)

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花園神社では、どんど焼きは「湯の花神事」や「湯花祭」と呼ばれています。宮司が古い御札を焼いてお清めをする神事で、その火で沸かしたお湯を神前に供え、同じ湯でつくった甘酒が参拝者にふるまわれます。

日程:2022年1月8日(土)

花園神社

住所:東京都新宿区新宿5-17-3

電話:03-3209-5265

公式サイト:http://www.hanazono-jinja.or.jp/mt/cms/webdir/index.html

今回は、2022年1月に東京都で開催されるどんど焼きの場所と、どんど焼きの意味、燃やしてよいものなどを紹介しました。日本の伝統行事を知って2022年が良い年になるように願いを込めるのもいいかもしれませんよね。

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