Jリーグで今季「ユニフォームのサプライヤー変更」を決断した5つのクラブ

Jリーグのオフシーズンの楽しみの一つといえば、新ユニフォームの発表。Qolyではこの冬も各チームの新ユニ情報を随時お届けしている。

そうしたなか、2022シーズンもいくつかのクラブがユニフォームのサプライヤー変更を発表している。

すでに新ユニをリリースしているクラブもあるが、今回は改めて現在までにサプライヤー変更が明らかとなった5つのクラブを紹介する。

ジェフユナイテッド千葉

新サプライヤー:hummel(ヒュンメル)

まずはジェフユナイテッド千葉。

千葉は2007年から『Kappa』ブランドのフェニックス社と契約していたが、新たに『hummel』のエスエスケイ社とサプライヤー契約を締結。

12月に発表された注目の新ユニは、ジェフの過去と未来を繋ぐ『31年目の原点回帰』がテーマとなっている。

イエロー、グリーン、レッドのコンビネーションに、左胸から稲妻のようなラインをたすき掛け風のデザインは、Jリーグ元年(1993年)のユニフォームへのオマージュだ。

ジュビロ磐田

新サプライヤー:Admiral(アドミラル)

驚きのサプライヤー変更となったのはジュビロ磐田。

磐田は前身のヤマハ発動機サッカー部時代からPumaと協力関係を築き、Jリーグ参入後の黄金時代もともに歩んできた。

しかしこのオフ、サプライヤーの変更を決断。しかも新たに契約を結んだのは、オールドファンには懐かしい『Admiral』だった。

日本で同ブランドを展開する豊田通商とともに製作された新ユニは、「共に闘い、挑戦し、新たな時代を共に進んで行く」意志が込められたデザインとなっている。

アスルクラロ沼津

新サプライヤー:Penalty(ペナルティ)

かつてジュビロ磐田と業務提携を結び「ACNジュビロ沼津」を運営していたように、磐田との繋がりが深いアスルクラロ沼津もこのオフにPumaからサプライヤーを変更。

こちらは『Penalty』ブランドを展開するウインスポーツと契約したことが12月に発表されている。

『Penalty』といえば各チームの“らしさ”が感じられる凝ったデザインが特長なだけに、おそらく今月発表される沼津の新ユニも楽しみだ。

いわてグルージャ盛岡

新サプライヤー:Kelme(ケレメ)

秋田豊監督のもと、悲願の“昇鶴”を決めたいわてグルージャ盛岡。

初のJ2を戦うシーズンに向けて、サプライヤーをUnder ArmourからJユニ界では新興のKelmeへと変更している。

すでに発表された新ユニは改めてお伝えするが、Jリーグ唯一の「白のホームユニフォーム」は変わっていない。

FC今治

新サプライヤー:???

最後はFC今治。

Jリーグ参入以前からadidasのサポートを受けてきた彼らだが、昨年11月に2021シーズン限りでの契約満了をリリース。

岡田武史代表によれば「ビジネスの観点からの苦渋の決断」とのことである。

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新サプライヤーはまだ発表されておらず、どこのメーカーになるのか注目される。

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