「甲子園で旋風起こせ」 センバツ確実の大島高(奄美大島)野球部 OB30人が正月に集結、後輩たちと交流戦

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熱戦を繰り広げる大島高校野球部の現役チーム(左)とOBチーム=2日、奄美市名瀬

 昨秋の九州地区高校野球大会で準優勝し、春の選抜大会出場をほぼ手中にしている大島高校野球部のOB戦が2日、奄美市名瀬の市民球場であった。2014年に21世紀枠で初出場した時の3人を含め、島内外の大学生や社会人約30人が集結。現役生に胸を貸し、甲子園での活躍へ夢を託した。

 新年の恒例行事だが、新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催。甲子園出場への期待も相まって多くの卒業生が観戦に訪れ、球場は温かな雰囲気に包まれた。1試合目は先輩が9対2と貫禄勝ち。2試合目は現役が4対1と勝利して恩返しした。

 21世紀枠出場時の主将・重原龍成さん(25)=龍郷町=は「(後輩の)打球に力強さを感じた。自分たちが果たせなかった甲子園での勝利を実現してほしい」。愛知県から駆けつけた元エースの赤崎太優さん(20)は「勝ち上がって大島旋風を起こして」と期待した。

 投打で活躍を見せた現役の武田涼雅主将は「先輩たちのプレーを見て足りない部分に気づかされた。この経験を生かし、課題を克服したい」と感謝した。

健闘をたたえる大島高校野球部の現役(左側)とOBの選手たち