より細いベゼルでより明るくなったOLED EXディスプレイをLGが発表

OLEDディスプレイは現在、多くの一般消費者向け家電に推奨されているディスプレイ技術です。これは、一般的にOLEDディスプレイがより深みのある豊富な色彩を表現出来ることに加えて、電力効率が良いとされているからです、しかし、OLEDディスプレイが完璧というわけではありません。

実際、来週から始まるCES 2022に先駆けて、LGは次世代OLEDディスプレイ「OLED EX」を発表しました。同社は、このディスプレイは従来のものよりも明るいだけでなく、ベゼルもさらに細くなっているので、既存のTVやスマートフォンのディスプレイを改善すると同時に、さらなる用途やアプリケーションに利用出来る可能性が広がると説明しています。

LGによると、OLED EXディスプレイは通常のOLEDよりも30%明るく、最大輝度は500から600ニットとなっています。これは、LEDをより明るくすることが出来る重水素化合物のおかげで、LCDに比べてOLEDが苦労していた”歪み”が少なくなり、色彩の精度も向上します。

LGは、OLED EX技術が製品に採用される時期については明言していませんが、同社の説明通りに行けば、今後数年以内に様々なデバイスに搭載され始めそうです。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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