〈動画あり〉年賀状、思い届ける 元日に138万通配達 高田郵便局で出発式

 日本郵便信越支社(長野市)は1日朝、高田郵便局(上越市大手町)で年賀郵便元旦配達出発式を行い、年賀状を各家庭に届けた。約90人の配達員が参加し、元日に同局管内で約138万通を配達した。

雪の中、バイクに乗り、次々と配達に出発

 出発式では、篠原孝幸高田郵便局長が「郵政創業150年、長い歴史のある会社。社員一人一人がその歴史を感じながら、会いたくても会えない方に年賀状でその思いを届けることに、喜びと誇りをもって配達してほしい。路面状況が悪いので、安全に焦らず配達を」と話した。

出発式で篠原局長があいさつ

 来賓の中川幹太上越市長は「大学の時に新聞奨学金制度で新聞配達をしていた」と紹介し、「雪の中での配達は非常にご苦労があると存じ上げる。体に気を付けて、皆さんの思いを届けてほしい」と励ました。また「前島密をはじめ上越の偉人を全国、世界にPRしていく」と施策の抱負を話した。西條英夫上越地区連絡会統括局長もあいさつした。

 式後、高田郵便局の松田敏雄第一集配営業部課長の合図で、次々とバイクで市内各所へ出発した。

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