元横綱稀勢の里、大名跡・二所ノ関襲名で高まる相撲ファンの期待

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東海ラジオ『荒磯親方 横綱人生道』(月19:00~19:15)が、荒磯親方の二所ノ関襲名に伴い、番組タイトルを『二所ノ関親方 横綱人生道』に変更して、27日再スタートした(放送時間は変更なし)。引き続き、親方が、相撲道で培った人生を語るほか、幅広く相撲の魅力を伝えるが、27日は「襲名記念スペシャル」として、現在の心境などを語った。

二所ノ関という伝統ある大名跡を襲名することになった今の心境について、親方は「先代の二所ノ関親方(元大関若島津)には、現役時代からよくしてもらってきた。襲名の話をもらって、先代の親方、女将さんに大変感謝している。その名を汚さぬよう精進して、伝統を守って、いい部屋にしていきたい」と誓った。

続いて、これからかかってくる重圧について訊かれると「責任の大きさは、まだ、実感はないが、今は、部屋の力士を強くして、部屋を大きくして、隆盛だけを考えていきたい。まずは、目の前の弟子の出世を考えていきたい」と、抱負を述べた。

親方は、二所ノ関の名跡について「襲名に当たって調べたが、自分が13代目に当たる。かつては、大横綱の大鵬関も在籍していた。伝統ある部屋の新しい歴史を作っていきたい。そのためにも頑張っていかなくてはいけないという気持ち」と心境を語った。

そして、105ある年寄株の中で、どれを継ぐことになるかについては「タイミングや一門の流れや、いろいろな要素が関係してくる。どういう株が回ってくるか、そのときのタイミングや運による」と話し、ちなみに、荒磯については「19才のときに、すでに継承することが決まっていた」そうだ。今後に大きな期待がかかる二所ノ関部屋と二所ノ関親方、またひとつ相撲ファンの楽しみが大きく膨らんだ。

二所ノ関親方 横綱人生道

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜 19時00分~19時15分

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※放送情報は変更となる場合があります。

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