【九州プロレス】玄海が3WAY制し九州プロレス選手権王者に返り咲き!めんたい☆キッドは闘龍門時代の仲間に勝利し伏線回収!1.3 新宿FACE「東京旗揚げ戦~上京~」

九州プロレス「東京旗揚げ戦~上京~」【日時】2022年1月3日【会場】東京・新宿FACE 【観衆】242名(満員)

【オープニング】筑前理事長がリングに上がり、開会宣言。「13年もの長い時間がかかりましたが、本日、 九州プロレス、やっとこさ「上京」することができました! 九州プロレス東京旗揚げ戦「上京」始まるバイ!」 【第1試合】ジャパンネットワークグループPRESENTS上京初陣~覚醒する猛獣・東京初上陸!~シングルマッチ<15分1本勝負> ◯ 野崎 広大 (8分30秒 片エビ固め) 花見 達也 ×※砲弾スピアー

これぞ九州の底力!覚醒中の佐賀の猛獣が、満を持して遂に東京“初”上陸!!2AWの元気印である同世代・花見を迎え撃つ!! 秋のグローカルタッグを発熱で欠場、今回参戦直訴が叶った花見は、気合十分で野崎にぶつかる。しかし、50kg差の体格差は如何ともし難く、野崎ペース。

花見は、野崎を場外へ落とし、エプロンを走り込んでのドロップキックを放つなど、思いっきりの良さで撹乱。野崎は、花見の胴締めスリーパーを一本背負いで投げ、デスバレーボム、80cmギロチンドロップを決めるも、花見は根性でキックアウト。

花見は丸め込みや延髄斬り、ヘッドバッドで起死回生を狙うも、最後は、野崎の得意技・砲弾スピアーをまともに喰らい3カウント。野崎は、初の東京での試合に、見事インパクトを残した。

【第2試合】コクホーシステムPRESENTS純血九州産地直送!~オイは東京に行くバイ!~シングルマッチ→3WAYに変更<20分1本勝負> ◯ 桜島 なおき(6分08秒 ジャーマン・スープレックスホールド)ばってん×ぶらぶら × ※もう一人は、がばいじいちゃん

元・西口プロレスのばってんが、再び上京!!12月に続く渋すぎるマッチメイクに不満をこぼすばってん。会場に来ている現役レスラーの飛び入りを募集。

するとビジョンに沖縄・琉球ドラゴンの会場が映し出される。がばいじいいちゃんが、間違って沖縄に向かってしまったようで、グルクンマスクに「どこでもドア」で東京へ行くよう促される。

さすがに諦めたばってんは、桜島とシングルでゴング。ばってんが福岡名物エルボーを仕掛けようとしたところすると再びビジョンに映像が、、、。そこには歌舞伎町にワープし徘徊するじいちゃんのライブ映像が。

構わず試合を進める桜島とばってん。再度、福岡名物エルボーを決めるばってん。すると、じいちゃんのテーマ曲が流れ、なんとか試合に間に合う。急遽、3WAYマッチへ変更。

試合に合流したじいちゃんは、ばってんの脳天を杖で砕き、桜島にロープ杖渡り。しかし杖を奪われ股間を打ち付け悶絶。その隙に、桜島がばってんに美しいドロップキック、さらにジャーマンを決めフィニッシュ。

【第3試合】ユーミーマンションPRESENTS九州東京格闘芸術~STARLANES vs LIDET UWF~UWFルール・シングルマッチ<20分1本勝負> × 佐々木 日田丸 (10分53秒 TKO) 田中 稔 ◯ 〈D4 E1〉 〈D0 E4〉

九州でUスタイルの「STARLANES」をプロデュースする日田丸。「LIDET UWF」に喧嘩を売ると、テクニカルオフィサー田中稔自らが出陣!いきなり九州vs東京の「令和のU対決」が実現! 初対決の二人。序盤は息を飲むグランドの探り合い。日田丸のアキレス腱固めで、稔、最初のエスケープ。ならばと稔も腕ひしぎ逆十字でエスケープを奪いロストポイント4-4。さらに日田丸は足首を決めエスケープを奪いリード。

スタンドの攻防は、稔のハイキックが顔面へ。さらにジャーマンで2度のダウンを奪う。逆襲に転じた日田丸は、フロントネックチャンスリーから腕ひしぎ逆十字を決めエスケープを奪い、両者残り2ポイント。

稔はラッシュをかけ、ハイキックで日田丸ダウン。さらに、フィッシャーマンからのアキレス腱固め。日田丸は膝固めに切り返し、稔もエスケープで1-1へ。

共に後が無い二人は、スタンドで打撃の撃ち合い。日田丸、一度目のハイキックをなんとか耐えたが、二度目を喰らい遂にダウン。あと一歩まで追い詰めるもTKO負け。試合後、LIDET UWFのセコンド、伊藤、渡辺も日田丸と視殺戦を繰り広げた。 【第4試合】田島技術PRESENTSルチャ浪漫飛行~伏線回収・闘龍門AGAIN~タッグマッチ<30分1本勝負> ◯めんたい☆キッド & SUGI (12分12秒 片エビ固め) のはし たろう× & Kagetora ※めんたい☆スプラッシュ

めんたい☆キッドのルーツを辿る夢のタッグが実現!!共にメキシコで修行した闘龍門X世代の四人が集結し、めんたいの伏線回収!めんたいがパートナーに選んだSUGIはこの日ダブルヘッダー。全日本で世界ジュニアを奪取し、ベルト持参で入場。対するのはしは、九州プロレス初参戦のKagetoraをパートナーに指名。

先発はグローカルタッグから続く因縁・めんたいvsのはし、同日デビューのSUGIとKagetoraもスピーディなルチャの互角の攻防。Kagetoraとのはしは素早いタッチプレーで、めんたいの脚に集中攻撃。めんたいのロンリーバトルが続く。

めんたいはなんとかハンドスプリングエルボーで窮地を脱するとSUGIが美しいミサイルキック、メサイヤDDTなど華麗に攻め立てる。息を吹き返しためんたいはKagetoraにバックエルボーから092(619)、滞空時間の長いフライングボディプレス。のはしと強烈なしばき合い、Kagetoraも加わり、交互に延髄、アッパーカット。ふらつくめんたいへ、電光石火の逆打ちを決めるが、何とかSUGIがカット。めんたい&SUGIは華麗な好連携でのはしに集中攻撃、SUGIの千本桜から、めんたいのファルコンアロー。SUGIがノータッチトペコンでKagetoraの動きを止めた隙に、めんたい☆スプラッシュを見事に決め、のはしからリベンジの3カウント!

めんたい、3人の先輩に対してマイク「やっと今日、皆さんと同じスタートに立ったと思います! これから、めんたい☆キッドの逆襲が始まります!」 ラストは同門4人で抱き合って、爽やかにノーサイド。

【第5試合】山口設備PRESENTS 『上京』九州の乱・東京上陸!~九州プロレス選手権試合 3WAYマッチ~<60分1本勝負> ◯ 玄海 (19分23秒 片エビ固め) 真霜 拳號 × ※超人拳 ※もう一人はGAINA

「グローカルタッグ」を制し九州タッグ王座に君臨したGAINAの要求で、九州真夏の大激戦・3WAYタイトルマッチの再戦が東京で実現!GAINAは、九州のベルトを総獲りし「九州制圧」を目論む!!

気合十分の玄海は国際センター以来の白装束と新テーマ曲で入場。GAIINAを筆頭に全員がスタートダッシュをかけるめまぐるしい三つ巴。玄海はGAINAを排除すると、真霜に照準を絞る。さらに場外の二人には、的を迷った挙句、GAINAに重爆トペ。漲る玄海は、真霜を目掛けてGAINAにジョンウー。GAINAに刀狩りを決めると、ガラ空きの足へ真霜がアンクル。

真霜と打撃の読み合いをしている隙へGAINAのWラリアットと、まさにプロレス頭全開の三巴戦を展開。

コーナーに登った玄海を、GAINAはラリアットで場外へ叩き落とし、真霜狙いに行くも、真霜は逆にドラゴンスクリュー、四の字へ。さらに玄海のアンクルを取り、二人まとめて悶絶させる。GAINAは真霜の蹴り足を取り、担ぎ上げると、そこへ玄海がスピアー。さらに130kgのGAINAにペディグリー。あまりの激しい展開に全員がダウン。

勝負に出た真霜はGAINAに武道、そこへ玄海が刀狩、胴締め刀狩、さらにGAINAがエルボードロップを落とすなど全員がフルスロットル。15分経過、GAIINAが真霜にローリングラリアット、玄海の玄界灘、そこへGAINAが全体重を浴びせるダイビングエルボードロップ。

玄海、GAINAのラストライドはかわすも、ローリングラリアットを喰らう。リング上は、真霜とGAINA、ラストライドは阻止されドラゴンスクリュー。ならばとコーナーを使い再度狙ったラストライドは決まるも、玄海はGAINAに超人拳を放ち真霜へペディグリー。GAINAにフランケンシュタイナー、真霜へ超人拳、玄界灘と大暴れ。さらに邪魔なGAINAを場外へ叩き落とすと、再度、真霜に超人拳を決め、王者・真霜から3カウント。 玄海が第10代・九州プロレス選手権王者に返り咲いた。

玄海「真霜、GAINA、お前らのおかげで、ベルトの価値がまた上がったよ。 ありがとよ!だけど俺らまだ終わっちゃいねえよ。これからサシだ! 真霜とサシ、GAINAとサシ!待っとるぞ!九州来いよ! 俺はこのベルトもっともっと大きくして、 選ばれた人間にしか巻けないベルトにしてやるからな! ここにある炎をもっとデカくしてやるよ。 俺のデッカい炎!消せる奴がいるんならよ、 東京でも千葉でも大阪でも東北でも、消しに来いや!コラ!」 そして筑前を呼び込む。 玄海「あんたのおかげでここまで出来たんやろもん! あんたが締めるのが筋やろが!あんたがおらんと出来んよ!」 筑前「皆さんが俺たちばここに連れてきてくれて、世界中に発信が出来て、 最高の3WAYをして、最高の九州男児が最後にベルトを巻いてくれました! 皆さんに感謝を返すべく、僕らは前に前に、プロレスとして進んでいきます! 10月4日後楽園ホール!皆さん来ていただけますか?! これ以上の九州男児の元気を用意してお待ちしてます!!」

最後は玄海、満員の観客と共に「九州ば元気にするバイ!」で初の東京大会を締めくくった。

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