【新型コロナ】新規感染者激増 東京151人、大阪124人、沖縄は225人 沖縄はまん延防止等重点措置の適用要請検討

 4日に発表された各地の新型コロナウイルスの新規感染者数が大幅な増加を見せている。東京では151人、大阪では124人となり、沖縄ではさらに多く225人となった。沖縄県の玉城知事は「もはや第6波に突入した」と危機感をあらわにし、政府に対しまん延防止等重点措置の要請を検討すると述べた。

東京大阪で同時に100人越える

 三が日明けの新規感染者数は、それぞれ前日を大きく上回るものとなった。4日の東京都における新規感染者数は151人で、前日より40人以上増えて1週間前の約3.3倍に跳ね上がった。同じく大阪府の新規感染者数は124人とこちらも3桁を突破、約3ヵ月ぶりの高水準となった。

 さらに感染拡大の傾向が顕著なのは沖縄県だ。昨日の数をさらに大きく上回る225人となり、緊急会見を行った玉城知事は「もはや第6波に突入したものと認識している」と述べ、感染拡大に歯止めをかけるため、まん延防止等重点措置などの強い措置を検討することを明らかにした。6日にも県の対策本部会議で検討するという。同時に、県民向けの宿泊割引クーポンの販売を7日をもって停止することも表明した。

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