神奈川県内の交通事故死者数、初の全国ワーストに 2人増の142人

神奈川県警

 神奈川県警は4日、2021年の交通事故の発生概況を発表した。神奈川県内の死者数は142人(前年比2人増)で統計が残る1948年以降で初めて全国ワーストを記録した。

 過去4番目に少ない数値だったものの、例年死者数の多い都道府県が軒並み減らしたため、押し出される形となった。

 県警によると、事故の発生件数は2万1657件(同1027件増)、負傷者数は2万5040人(同1136人増)だった。件数、負傷者数とも過去2番目に少なかった。

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