川崎・武蔵小杉に書籍充実の新店舗 レクサスと有隣堂がコラボ

「レクサス武蔵小杉」のオーナーズラウンジ。本やソファを用意し、くつろげる環境を意識したという=川崎市中原区

 横浜トヨペット(横浜市中区)を中心とするウエインズグループ(宮原郁生代表)は8日、川崎市中原区に同グループとして県内9店舗目のレクサス店舗「レクサス武蔵小杉」をオープンする。

 「くつろぎと発見の隠れ家」をコンセプトに、大手書店の有隣堂(横浜市中区)と連携。ソファやテーブルを備えたオーナーズラウンジには、同社が選んだ小説や絵本など約170冊の書籍を用意し、来店客がゆっくり過ごせるようにした。本は4カ月に1回程度の頻度で入れ替えを行い、購入もできるという。

 40代を中心とするファミリー層が多い地域性を踏まえ、店内にはテレワークブースや子ども用のスペースも設置。近隣住人のライフスタイルに対応した店づくりで、来店客数の増加につなげる考えだ。

 同店の日高憲太郎ゼネラルマネージャーは「武蔵小杉エリアは発達が著しく、市場としての可能性も高い。『新しい発見』を提供できるような店舗でレクサスの魅力を発信していく」と話している。

© 株式会社神奈川新聞社