『ハリポタ』エマ・ワトソン、シリーズ1番のお気に入りシーンは? 原作者J・Kローリングも太鼓判を押す脚本家発案・“映画オリジナル”のシーン!

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『ハリー・ポッター』シリーズ(2001年〜2011年)でハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンが、シリーズでもっとも印象的で1番のお気に入りシーンを語った! それは、ファンの間で賛否を巻き起こしたが記憶に残ったあのシーンだ!!

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好きなシーンはエマも気まずかったあのシーン!!

ハリポタ同窓会特番「ハリー・ポッター・20thアニバーサリー:リターン・トゥ・ホグワーツ」に出演したワトソンは、もっともお気に入りなのは『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(2010年)のハーマイオニー&ハリーのダンスシーンだと明かした。

「本当に気まずくなるかもしれないと思いまったく自信がなかったのは、私とダニエルがダンスをするシーンでした。今となってはシリーズを通して一番好きなシーンの1つです。その当時のダニエルと私の親密さを考えれば、ほかの俳優とでは実現しなかったシーンだったと思います。あのシーンでは言葉を発することなく、たくさんのことが語られています。その点が好きでした。キャラクターたちも、それを演じている私たちも、楽しいひとときを過ごすことができました。」とワトソンは語った。

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お気に入りと語られたそのシーンを詳しく説明しよう。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』で分霊箱探しの旅に出ていたハリーとハーマイオニーとロン。なかなか思うようにいかず、生きるか死ぬかの緊迫状態に耐えられなくなったロンがハリーと仲違いをしてしまい、ロンがテントから出ていってしまう。テントに取り残されたハリーとハーマイオニーの間にはとても重苦しい雰囲気が漂っていたが、突然ハリーがラジオから流れる音楽に合わせてダンスを始め、ハーマイオニーをダンスに誘う。

“こんな時にダンスかよ”と観客が心の中で総ツッコミしただろうが、ダンスをする2人は次第に笑顔になり、親友を失った絶望感や明日を迎えられるかもわからない不安感を少しだけでも拭ったように見えた、印象的なシーンだ。ハリーが落ち込むハーマイオニーを勇気づけたこのシーンは、原作小説にはなかったことから賛否を呼んだ。

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ハーマイオニー&ハリーにはやっぱり何かが⁈ 匂わせダンスシーンは脚本家が発案!

原作者のJ・K・ローリングは英Wonderland誌のインタビューで、脚本を手がけたスティーヴ・クローヴスがローリングの秘めた意図を汲み、ダンスシーンが盛り込まれたことを明かした。

「ある意味では、ハーマイオニーとハリーはお似合いです。『ハリー・ポッターと死の秘宝』の小説を書いていて、ハーマイオニーとハリーをテントの中で2人きりにさせたとき、そのことを強く感じてしまったんです。私はそれをクローヴスに伝えていなかったのですが、とても不思議なことが起きて、彼が脚本を書いたときに、彼もまったく同じポイントで、同じことを感じていたのです。
私は映画でのダンスシーンが好きです。私が言ってもいないのに感じていたことを表現していたからです。あのシーンでは、もしかしたら2人の間にあり得たかもしれないことを感じることができると思います。」と語った。

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