広島県三次市で1月7日の七草粥で使う「春の七草セット」の出荷作業が正月休みを返上して行われています。
三次市河内地区では、地元の農家グループが摘み取ったばかりのセリやホトケノザなどをきれいに洗って選別したあと、パックに詰める作業を行っています。
七草粥を食べる慣習には冬場に不足しがちなビタミンを補給し、正月のごちそうを食べ過ぎた胃を休めながら1年間の無病息災を願う意味があると言われています。
河内産業部会 坂居君枝代表「いいのができとりましたよって言ってもらえればやっぱりうれしかったです。春の七草を食べて胃を丈夫にしてこの1年元気に過ごしていただければなと思う」
「春の七草セット」は6日までに約3600パックが地元や広島市内のスーパーや産直市などで販売されます。