2022年の「湖水開き」が5日、箱根町の芦ノ湖元箱根湖畔苑地で行われ、地元事業者や学生ら約50人が漁業や水上レジャーの安全を祈願した。
箱根神社の宮司らによる神事と、水上スキーによる湖上のはらい清めが行われた。芦ノ湖・芦之湯地区観光連絡協議会の平井規之会長(56)は「観光客らの客足が戻りつつある。気持ち新たに始まった一年が問題なく過ごせるといい」と平穏無事を祈った。
神主姿で水上スキーを滑走した国学院大1年の街風隼さん(20)は「コロナなど暗い話題が多い中、町民らに少しでも元気になってもらえたらと思いを込めた」と話していた。