東京23区・千葉県 6日夜のはじめごろ~夜遅くまで大雪警戒 7日(金)朝は路面凍結に要注意

 関東南部や茨城県は、6日(木)夜遅くにかけて大雪による交通障害や路面の凍結、見通しの悪化に警戒・注意が必要だ。特に、東京23区は今夜はじめごろにかけて、千葉県は今夜はじめごろ~夜遅くにかけて大雪に警戒が必要となる。7日(金)朝にかけては、平地でも氷点下の冷え込みとなるため、引き続き路面の凍結によるスリップや転倒などに注意が必要だ。

東京23区に大雪警報

 日本の南を低気圧が進んでいる影響で、この時間も東日本の太平洋側で雪や雨の降っている所がある。関東南部は昼前から雪が降り始めたが、気温が低かったこともあり、降雪が強まるにつれて芝生や植え込みなどが一斉に白くなり始めた。午後6時現在の積雪は、東京10センチ、横浜7センチ、千葉7センチ、水戸7センチと、南部を中心に大雪となっている所がある。

 関東は7日(金)未明にかけて雪や雨が降り、関東南部や茨城県では大雪となる所があるで見込み。東京23区では、10センチの積雪となる所がありそうだ。大雪による交通障害や路面の凍結に警戒・注意すると共に、電線や樹木への着雪に注意が必要だ。

<7日(金)夕方までの予想降雪量(多い所)>

 関東南部の山地  3センチ

 関東南部の平地  5センチ

 茨城県      3センチ

路面凍結 危険

 あす7日(金)は太平洋側で天気が回復して、日中は広い範囲で晴れる見込み。ただし、関東南部は朝にかけて積雪の残っている所が多く、平地でも気温が0℃以下で推移する所がありそうだ。このため、歩道で踏み固められた状態の雪が凍りついたり、濡れている路面が凍るなどして、車の走行や徒歩での移動は非常に危険な状態が続くと予想される。朝の通勤通学の時間帯は、特に路面凍結によるスリップや歩行中の転倒、交通障害に注意が必要だ。

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