新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、黒岩祐治知事は6日の会見で、県内の65歳以上の高齢者が3回目接種を完了するのは5月になるとの見通しを示した。知事は「市町村と連携し、順次接種を進めていく」と述べた。
県内の高齢者で1、2回目の接種をしたのは約215万人で、必要な量のワクチンは2月までに国から供給される予定。各市町村は重症化リスクを考慮し、高齢者施設の入所者ら約10万人から優先的に接種を進めている。県によると、昨年の実績を踏まえて1日4万回のペースで接種が進めば、5月までにおおむね完了するという。
また、医療従事者については、今月4日時点で約2万6千人が3回目の接種を済ませた。3月にはおおむね接種が完了する見込み。
