「南岸低気圧」の通過に伴い、神奈川県内は6日、大雪に見舞われた。横浜市中区では午後7時現在で8センチの積雪を観測し、交通機関にも影響が出た。7日朝は氷点下まで冷え込む見通しのため、横浜地方気象台は路面の凍結などに注意を呼び掛けている。
6日昼前から各地で雪が強まり、気象台は県内全域に大雪注意報を発表した。県の県西土木事務所小田原土木センターによると、午後5時現在の積雪量は箱根町芦之湯が10センチ、湯河原町鍛冶屋の大観山で7センチを記録した。
積雪の影響で箱根新道や横浜横須賀道路の一部区間などが通行止めとなったほか、JR東海道線や横浜線、京急線などのダイヤも乱れた。
気象台によると、7日朝の最低気温は横浜で氷点下1度。小田原では同2度と予想している。