【6日】長崎県内 新たに10人コロナ感染

左から6日発表の市町別感染者数、新型コロナウイルス感染者の入院状況

 県と長崎市は6日、県内で新たに10人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。諫早市内の会食でのクラスター(感染者集団)は1人増え、累計8人となった。1日当たりの感染者数が2桁となるのは2日連続。
 クラスター関連で新たに感染が判明したのは、五島市在住の県教委会計年度任用職員1人。県によると、昨年12月31日に諫早市内の会食に参加していた。4日に、のどの痛みがあり医療機関を受診し、5日に陽性と分かった。
 長崎市は6人。20代女性は年末年始に県外に帰省した際、陽性者と接触があった。ほか5人の感染経路は不明。このうち県外在住の20代女性は年末から市内に滞在し、20代男性は県外を訪れていた。
 西彼長与町の1人は長崎労働局の職員。同局によると、昨年12月29日以降出勤していない。時津町の2人はいずれも10代男性で感染経路は分かっていない。
 五島市は市内で感染者が確認されたことを受け、6日予定していた消防出初め式を中止した。


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