備中玉島みなと朝市 7周年(令和3年12月12日) ~ 朝ごはんを食べに行こう!毎月第2日曜日のお約束

令和3年12月12日(日)に7周年を迎えた備中玉島みなと朝市。

この朝市は、「朝ごはんを食べに行こう!」との呼びかけのもと、毎月第2日曜日に開催されている人気のある朝市です。

筆者は、新型コロナウイルス感染症流行の影響などもあり、家族と外出ができていませんでした。

久しぶりに家族で朝市に行き、朝ごはんやイベント体験、恒例の商店街歩きなどを楽しめ大満足です。

気軽に行くことができる「備中玉島みなと朝市」を紹介します。

備中玉島みなと朝市について

「備中玉島みなと朝市」は、毎月第2日曜日に玉島市街地で開催される朝市です。

玉島港橋広場を中心に、通町商店街~清心町商店街の周辺で、食べ物などのお店やイベントを楽しめます。

開催月により出店するお店が変わるだけではなく、「パン祭り」や「いも祭り」など、テーマが変わるのも魅力です。

「来月(次回)も行ってみたいな」と思ってしまいます。

令和3年12月の体験型イベントは次のとおりです。

娘は「クリスマスツリーづくり」を楽しみにしていたのですが、人気が高く早々に満席となっており、今回は間に合いませんでした。

イベントによっては、参加人数や時間が限られているので要注意です。

まずは朝ごはん

「朝ごはんを食べに行こう」がテーマのため、我が家の楽しみは「朝ごはん」

そのため玉島港橋広場付近に着くと、まず朝ごはん探しから始めました。

机や椅子も少し用意されているため、席さえ確保できれば、ゆっくりと朝ごはんを楽しめます。

さっそく我が家での定番の焼き鳥(100円/1本)に並び、待っている時間でさえもわくわくです。

娘も気持ちが盛り上がっており、「よしっ、あと2番目だ」という時に無情なひとこと。

「ご予約などで売り切れになりました」

なんと、朝市が始まってから10分で売り切れ…。

そもそも、この玉島港橋広場の焼き鳥(永井の焼き鳥)が買えなかった時がなく、始まってすぐに売り切れとは初めてです。

購入できず、本当に残念でした。

次の目的である、カリカリポテト(300円)は2つ購入でき一安心。

ほぼ同時に、最近ママ友と韓流にはまっている妻の要望でキンパと具だくさんチゲを購入。

▼筆者は、初めてキンパを食べましたが、見た目は巻きずしそのもので、程よい辛みがあり美味しいです。

▼加えてこの寒い時期に食べる温かいチゲが、お腹と気持ちを満足させてくれました。

▼筆者は肉が諦められず、豚串(300円/1本)を購入。

ここでほっと一息。

朝市最大の楽しみである朝ごはんを食べたため、次の楽しみを目指しぶらっと歩きます。

備中子ども神楽

続いて、通町商店街を散策します。

7周年という記念日的な影響もあるのか、朝市にきている人が多いです。

体感として、年々参加されている人が増えている印象。

歩いている途中で朝市のたびに立ち寄る玉井堂のワッフルを購入し、筆者の次の楽しみは「備中子ども神楽」です。

そもそも神楽(かぐら)が、どんなものなのかを知っていますか?

筆者は神楽の具体的なことは令和2年までなにも知らず、受講した「高梁川志塾」で知ることができた日本の伝統芸能のひとつです。

会社の同僚などに紹介する時には、知ったかぶりに「映画『君の名は。』でヒロインの三葉が踊っているのが神楽で、女性が行う巫女神楽だよ」なんて言うと気づいてくれます。

備中神楽は、民族信仰としての荒神様を招き行う荒神神楽とも呼ばれていました。

所によっては特定の場所に神殿を設けたため、神殿神楽ともいわれています。

備中神楽の名前の由来は、高梁市成羽町を中心に備中一円で行われているためです。

江戸時代の国学者で神官であった西林国橋(にしばやし こっきょう)が、神話に基づき芸能的な要素の強い神代神楽を創作しました。

天岩戸開き・国譲り・おろち退治の3編が現在の中心の舞となっています。

昭和54年に国指定重要無形民俗文化財に指定されました。

今回も非常に楽しみにしていた「備中子ども神楽」を鑑賞。

筆者自身、子ども神楽を見るのは2回目です。

やはり「すごい」のひとことにつきます。

見どころは演目の1つである「須佐之男命の大蛇退治の段」。

子ども神楽とはいえ所作や踊りの切れ、躍動感などの連続で目が離せません。

鑑賞していたまわりのかたも、思わず「すごい」と声が漏れていました。

朝市といえばお土産

我が家の「備中玉島みなと朝市」の過ごし方を紹介しましたが、朝市といえば、お土産も楽しみのひとつですよね。

少しだけですが、今回購入したお土産を紹介します。

釜屋の焼き鳥

清心町商店街の入り口に出店していた、釜屋の焼き鳥(200円/1本)を10本を買えました。

なにしろ、妻が大ファンなんです。

1つ1つの鳥肉が大きく、玉ねぎの甘さが最高。

こちらのお店は、元々倉敷市堀南にあり、現在倉敷市新田に移転した焼き鳥屋です。

こちらの焼き鳥も我が家の数組あとには売り切れていました。

レインボー綿菓子

通町商店街では、娘がレインボー綿菓子を購入。チョコバナナも美味しそうですね。

月替わり御朱印を拝受

我が家では、最後に羽黒神社に参拝した後、月替わりの御朱印(700円)を拝受します。

筆者としては、朝市だけでなく羽黒神社から、玉島の町並みを一望してほしいです。朝市の活気や玉島の歴史的な町並みなども楽しめます。

少なくとも令和3年の5月までは、少し待てば、その場で御朱印を頂けました。

今回は御朱印帳を預け、後日送付してもらえます。

その後、令和3年12月17日に御朱印帳が届きました。

カラフルで見本よりも、よりいい感じです。

羽黒神社にご参拝する途中で、猫ちゃんと遭遇。

この猫ちゃんには、いつも会っている気がします。

少しぽっちゃりが、かわいいですね。

どうどうとしています。

まとめ

我が家の体験を中心に、「備中玉島みなと朝市 7周年」について紹介しました。

この朝市では、今回、紹介しきれなかったお店やライブのほか、高校生によるイベント、小さなお子さんが楽しめる子供広場などもあります。

きっと、参加されるそれぞれのかたが、それぞれの楽しみを見つけらる朝市だと思います。7周年を迎えたばかりですが、今後の10年、20年、変化しながら続くことを期待すると、楽しみで仕方がありません。

次回は、令和4年1月9日(日)の午前9時から開催です!

筆者が好きなこの「備中玉島みなと朝市」の雰囲気を少しでも感じてもらい、1人でも多くのかたがたに「行ってみたいな」と思ってもらえればうれしいです。

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