TOYOTA GAZOO Racing、オートサロンでレース専用コンセプトカー『GR GT3コンセプト』を公開へ

 1月7日、TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は1月14〜16日に千葉県の幕張メッセで開催される東京オートサロン2022で、モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくりの取り組みを発表すると明らかにした。TGRがモータースポーツの現場で得た知見、磨いてきた技術を織り込んだレース専用車両のコンセプトカー『GR GT3コンセプト』を公開するほか、GRヤリスのフルチューンモデルを世界初公開する。

 トヨタ自動車の豊田章男社長自らが旗振り役として、『モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり』を推進するTGR。2022年も積極的にモータースポーツ活動を展開することをすでに2021年12月に発表しているが、1月14〜16日に開催される東京オートサロン2022では、注目のコンセプトカーなどが公開されることになった。

 今回の展示のメインとなりそうな『GR GT3コンセプト』と題された車両は、TGRがモータースポーツの現場で得た知見、磨いてきた技術を織り込んだレース専用車両のコンセプトカーだという。『GT3』の文字が示すとおり、世界中のGT3規定レースで活躍が可能なGT3カーのコンセプトモデルの可能性もある。

 発表に先駆け公開されたティザー画像を一見すると、車種は既存のトヨタ車/レクサス車にはないシルエットだ。TGRがリリースしたGT3カーは、これまで2017年にリリースされたレクサスRC F GT3のみ。『GR GT3コンセプト』がいったいどんなモデルなのか気になるところだ。

 また、今回はGRヤリスの『フルチューンモデル』を世界初公開するほか、モータースポーツの魅力発信として、WECの2021年シーズンに活躍したGR010ハイブリッドのほか、スーパーGT、スーパーフォーミュラ、全日本ラリーなど国内外の参戦車両を展示する。

 また出展車両以外にも、クルマを一途に愛するユーザーに向けた復刻部品『GRヘリテージパーツ』の2022年販売予定品目の一部を展示する。

東京オートサロン2022で公開される予定のGRヤリスのフルチューンモデルのティザー画像

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