扇子が箸に 落語挑戦 門川で親子ワークショップ

三遊亭遊雀さん(右)の指導で、ソバを食べる所作を実演するワークショップの参加者

 落語芸術協会(東京都)の親子落語ワークショップは6日、門川町総合文化会館であった。町内外の18組34人が参加し、落語の出ばやしや所作などを学んだ。
 ワークショップは文化庁の伝統文化体験事業の一環。参加者は延岡市出身の前座・桂(かつら)伸(しん)ぴんさんらの指導で、三味線に合わせて出ばやしの太鼓演奏を体験。真打ちの三遊亭遊雀(ゆうじゃく)さんから扇子を箸に見立ててそばを食べる所作を学んだ子どもたちは、音を立てながらそばをすする実演に挑戦した。

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