奈良県の子どもの体力 コロナ禍で野外での運動減少 持久力など課題

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 令和3年度行われた奈良県における子どもの体力テストの調査結果が発表されました。新型コロナの影響で、野外での運動の機会が減った影響が顕著に表れた結果となりました。

 全国体力テストは小学5年生と中学2年生を対象にしたもので、県内ではあわせて287校が参加しました。テストは握力や50メートル走など8種目で行われ、各種目10点の80点満点で子どもの体力の推移などを調べます。

その結果、奈良県の小学5年生の男女では、8種目の合計点の平均で男子が52.44、女子が54.24となり、いずれも全国平均を下回りました。中でも男子は、平成20年度に調査が今の方式になってから最低の数字だといいます。

一方で、中学2年生では男女ともに全国平均を上回りました。種目別では、柔軟性の測定で、中学生男女で過去最高の結果となりましたが、ボールを投げる力や持久力は低い傾向にあるといいます。

県教育委員会では、コロナ禍で野外での運動が十分ではなかった影響ではないかとみており、今後は、少しの時間でも野外で運動ができる環境づくりを提案したいとしています。