「阪神タイガース、なぜペナントレース後半に失速したか」井上一樹コーチが分析

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東海ラジオ『山浦ひさしのドラゴンズステーション』(月17:15~19:00)1月3日の放送に、阪神タイガースの井上一樹ヘッドコーチがゲスト出演した。昨シーズンの阪神は、後半の失速で優勝を逃した。井上コーチの思いは…

井上コーチは「シーズン前のオープン戦も調子よかった。ペナントレース前半戦の終わり頃には、これは(優勝を)逃してはいけないなと思った。チャンスは目の前に来ている。浮足立つことさえなければ、大丈夫だと思っていた」と話した。

しかし「五輪期間の休みが明けて、外国人選手たちも重いなと感じて、それまでは、すっと決まっていた打順も、なかなか決まらなくなったときに、これ、ちょっと大丈夫かという不安がよぎった」そうだ。

昨シーズンを振り返って「(反省点は)いろいろあるが、キャンプでの練習量が十分ではなかったと思う」として「先日、落合博満・元中日監督がラジオ番組で『後半にバテが来るのは、キャンプがしっかりやれていないからだ。キャンプで(体力の)貯金を作らなくてはいけない』という話をしていた」という例を出して、キャンプでの練習量の不足を失速の一因に挙げた。

続けて井上コーチは「今、むずかしいのは、現場のコーチよりも、選手の体のメンテナンスをするトレーナーのほうが力を持っている。肘、足の調子が悪いときに、制限がかかる。ドクターストップがかかる。そのあたりの加減がむずかしい」と話した。しかし「今年のキャンプは、今まで以上にやらせてみたほうがいいかなと思っている」と話した。

山浦ひさしのドラゴンズステーション

放送局:東海ラジオ

放送日時:毎週月曜 17時15分~19時00分

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