大学共通テストまで1週間 受験生警戒強める

ドアを開けての換気など新型コロナの感染対策を取りながら、大学入学共通テストに向けて勉強する高校生=7日午後、宮崎市本郷北方・白谷塾の宮崎赤江教室

 全国的な新型コロナウイルス感染の再拡大に伴い、本格的な大学受験シーズンを迎えた県内の高校生や保護者が警戒を強めている。大学入学共通テストまで1週間と迫る中、7日にはコロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の感染が県内で初めて確定。同株感染者の濃厚接触者でも別室受験が認められているが、生徒からは「感染して受験できなかったら…」と不安の声も上がる。学校や保護者は「生徒を守るため感染対策を徹底するしかない」と神経をとがらせている。

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