壁ドン(かべどん)

「壁ドン」(かべどん)とは、壁を背にした女性の前に男性が立ちはだかり、壁に手をと突いて追い詰める行為。恋愛マンガやアニメ、ゲームやドラマなどで幅広く見られる、胸キュンシーンのひとつ。

意味

「壁ドン」(かべどん)とは、壁を背にした女性の前に男性が立ちはだかり、壁に手をと突いて追い詰める行為。

「ドン」は手の効果音の場合と、壁に背を付き効果音の場合とがある。

また、男女が逆転したり、男性同士、女性同士の場合もあり得る。

壁へ“ドン”したあとは…?

恋愛マンガやアニメ、ゲームやドラマなどで幅広く見られる、胸キュンシーンのひとつ。

二人の距離が近づくこと、やや強引な仕草などが、一定層の心を惹いている。

「耳元で囁く」「そのままキスをする」など、王道のオプションも多い。

女性が男性を追い詰める場合を「逆壁ドン」と表現することもある。

古くから少女漫画に登場していた

古くから恋愛ものに登場するシチュエーションだったが、「壁ドン」と呼ばれるようになったのは、2008年に声優・新谷良子さんが「萌えるシチュエーション」として「壁にドン…黙れよ」と表現したことから。

2014年には、壁ドンシーンのある実写映画『L♥DK』が公開されたこともあり、流行語大賞トップ10にランクインした。相手を壁にドンと追い詰めるポーズのバリエーションとして、「床ドン」「股ドン」「蝉ドン」などのバリエーションが生まれた。

床ドン(ゆかどん)とは?(意味)~用語集|numan

床ドン(ゆかどん)とは、相手を床に押し倒し、顔の横に手をドンとつく行為。“壁ドン”から派生した言葉と言われている。

股ドン(またどん)とは?(意味)~用語集|numan

股ドン(またどん)とは、壁を背に立った相手の“股”の間に足を入れ、壁を“ドン”と突くこと。壁に手を突いて迫る“壁ドン”の進化版である。

© 株式会社マレ