斎藤佑樹氏ら5人が現役引退、去就未定は秋吉ら3人… “1988年世代”の現在地

巨人・坂本勇人、楽天・田中将大、ソフトバンク・柳田悠岐(左から)【写真:荒川祐史】

楽天・田中将大は昨季チーム最多の155回2/3を投げた

1988年度生まれの選手は、プロ野球ファンにとって印象的な世代だろう。昨季限りで現役引退した斎藤佑樹氏や楽天・田中将大投手、巨人・坂本勇人内野手、ソフトバンク柳田悠岐外野手ら“ビッグネーム”が数多くいる。ここでは“ハンカチ世代”の現在地を改めて見ておきたい。

【一覧】去就未定は秋吉ら3人…主な“1988年世代”の現在地

投手の“現役バリバリ組”の一人はNPB復帰2年目の楽天・田中だろう。昨年は打線の援護に恵まれず4勝9敗に終わったが、チーム最多の155回2/3を投げて防御率はリーグ5位の3.01だった。メジャーでは澤村拓一投手がレッドソックスで55試合に登板、5勝1敗、防御率3.06の活躍だった。

野手では巨人・坂本、ソフトバンク・柳田がベストナイン&ゴールデングラブ賞を受賞。DeNA宮崎敏郎内野手は新たに6年契約を結んだ。

故障からの復帰や完全復活を目指す“捲土重来組”も多い。ツインズ前田健太投手は昨年受けた右肘のトミー・ジョン手術からの復帰を目指す。レッズ秋山翔吾外野手は昨季、2度負傷者リスト入りした影響で88試合出場だった。昨年巨人にFA移籍した梶谷隆幸外野手は度重なるケガに見舞われて61試合出場にとどまった。

“正念場”を迎えている一人がロッテ福田秀平外野手。ソフトバンクからFA移籍して迎えた昨年は4試合出場にとどまった。大嶺祐太投手はロッテを戦力外通告となり中日と育成契約。通算135ホールドのロッテ松永昂大投手は育成契約となった。

昨季限りでの現役引退を発表したのは斎藤氏の他に、南昌輝氏(ロッテ)、荒木郁也氏(阪神)らがいる。また、日本ハムから“ノンテンダー”となった秋吉亮投手や吉川光夫投手、中村恭平投手など去就が決まっていない選手もいる。

【一覧】斎藤佑樹氏は引退、巨人坂本や鷹柳田らは現役バリバリ…主な“1988年世代”の現在地

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(Full-Count編集部)

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