全国カピバラ長風呂対決・長崎バイオパーク2位 エース「青葉」奮闘も「ふん」で様子一変

気持ち良さそうに湯船に漬かるカピバラの青葉(手前)=西海市、長崎バイオパーク

 全国5動物園のカピバラが露天風呂に漬かる時間の長さを競うイベントが8日あった。長崎バイオパーク(長崎県西海市西彼町)の記録は40分15秒。前回よりも順位を一つ上げ、2位と健闘した。
 今年で10回目。5園は「カピバラの露天風呂協定」を結んでおり、毎年、スイカの早食い対決などのイベントを開いている。
 バイオパークからは、青葉(雌7歳)が3度目の挑戦。3年前、1時間20分で2位の好成績を収めた風呂好きだ。目を細めて湯を満喫していたが、入浴開始35分過ぎ、一緒に入浴していた別のカピバラがふんをしたせいか、様子が一変。青葉を含めた全3匹が立ち上がり、風呂から出てしまった。
 入浴の模様はユーチューブでも生中継。担当者は「応援のコメントもたくさんいただき、来園者、視聴者ともに楽しんでもらえた」と話した。優勝は1時間58分38秒の伊豆シャボテン動物公園(静岡県)だった。

© 株式会社長崎新聞社