大漁!初ガツオ500キロ水揚げ 沖縄・本部の渡久地港に活気「幸先よいスタートに」

 【本部】カツオの町として知られる本部町渡久地港で4日、今年初のカツオの水揚げがあった。同町沖で釣ったカツオ約500キロが水揚げされ、港や町内の鮮魚店をにぎわせた。
 本部町漁業協同組合(真栄田正男組合長)のセリ場では鮮魚店の人たちでにぎわい、活気づいた。釣れたばかりの銀色のカツオは、久しぶりに大漁になった。
 本部漁協の仲宗根哲也参事は「昨年は新型コロナウイルスや10月中旬ごろから県内の沿岸に軽石が相次いで漂着した影響で、漁に出られない状態が続いた。仕事始めに早速カツオが揚がり幸先がよいスタートになった」と喜んでいた。
 現在、本部町のカツオ漁は一本釣り、引き縄漁で操業している。
 (上間宏通信員)

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