【横浜FC】今季新体制を発表 四方田監督「1年でJ1復帰、必ずできる」

新たに指揮を執る四方田監督(後列中央)と新加入の選手ら=横浜市役所

 J2横浜FCは9日、横浜市内で今季の新体制を発表し、新たに指揮を執る四方田修平監督は「目標は1年でJ1復帰。新加入選手、既存の選手、スタッフの力が一つになれば必ず達成できる」と、サポーターの前で誓いを立てた。

 新加入は桐光学園高出身のFW小川航基(前J1磐田)、MF長谷川竜也(前J1川崎)ら12選手。小川は「チームがやりたいサッカーと自分がしたいプレーが一致している」と移籍理由を明かし、「得点を取るのがチームを助ける一番の近道。地元の横浜を盛り上げたい」と意気込みを語った。

 昨季はJ1最下位でJ2に降格。クラブは社長や強化責任者ら幹部の顔触れを一新して再出発を切る。昼田宗昭ゼネラルマネジャーは「2026年には初タイトルを取りたい」とビジョンを掲げた。

 同日現在の所属36選手も発表され、元日本代表のMF中村俊輔が25番に変更となり、代わりに21歳のMF安永玲央が10番を付ける。リーグ最年長54歳のFW三浦知良が付けていた11番は空き番になった。

 木村遼社長は「今季はワールドカップの影響で過密な試合スケジュールになる見込みだが、全力で戦っていく。横浜FCファミリー全員でいいシーズンにしていきたい」と力を込めた。

 チームは12日、和歌山で1次キャンプをスタートする。

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