【横浜F・マリノス】新体制発表 新加入選手の一問一答

記念写真に収まる、前列左から山根陸、藤田譲瑠チマ、小池裕太、西田勇祐、後列左から吉尾海夏、西村拓真、永戸勝也、ンダウ・ターラ=日産グローバル本社(花輪 久写す)

◆MF藤田「世界でプレー意識」

 J1横浜Mに新加入のMF藤田譲瑠チマ(19)は9日の新体制発表会見で、「将来(欧州)5大リーグや海外トップレベルのリーグでプレーするのに必要なアグレッシブさやインテンシティを意識しながらやっていきたい。このチームでしっかり戦うことができれば海外で通用する」と夢を語った。

 ─自身のアピールポイントは。

 「チームの中でテンポを出せるプレーヤー。守備ではインターセプトや対人の強さが特長」

 ─マリノスで何を得られそうか。

 「将来(欧州)5大リーグや海外トップレベルのリーグでプレーするのに必要なアグレッシブさやインテンシティを意識しながらやっていきたい。このチームでしっかり戦うことができれば海外で通用する。まだ成長途中なので、ここで成長しながらアグレッシブな動きやインターセプトの動きに加え、攻撃のバリエーションを出していけれ
ばいい」

 ─オファーを受けて。

 「最初に思ったのは、去年対戦して一番嫌な相手だったので、すごくうれしかった。このチームにきたら成長できると思った。すごく海外チックなチームだと思ったのですごく良い要素がいっぱいだと思う。移籍(を決断)するまで時間はかからなかった」

 ─定位置争いについて。

 「ボランチなのですごく層が厚いが、自分の良さを出せればチャンスが来ると思う。チームのバランス役を担うことができればチームからの需要も増える。そういうところもどんどん出していければ」

 ─新天地でなじむために。

 「少し人見知りな部分があったが、去年徳島に移籍して、代表活動で初めての選手と関わる機会も増えた。自分の意見を言ったり、コミュニケーションを取れれば、私生活での会話もどんどん増えていく。いろんな人とコミュニケーションを取りたい」

◆DF永戸「楽しみな気持ち」

 J1横浜Mに新加入のDF永戸勝也(26)は「このチームでやってみたい気持ちは数年前から持っていた。あまり悩む時間はなく、本当に楽しみな気持ちで決断した」と心境を明かした。

 ─自身のアピールポイントは。

 「左足のキック。守備では対人の強さを持ち味にしている」

 ─マリノスで何を得られそうか。

 「(マリノスの)サイドバックはすごく特徴のある動きが多い。今まで経験してこなかったプレースタイルが求められる。うまく吸収してアウトプットできれば選手として幅が広がる。今後のサッカー人生に生かしていけると思った」

 ─チームに何をもたらせそうか。

 「左足のキックに自信がある。セットプレーやクロスからの得点で貢献できれば」

 ─オファーをもらった感想は。

 「去年のシーズン後半は出場機会に恵まれず、もがいていたところでオファーをもらった。すごく僕のことを評価してくれた。このチームでやってみたい気持ちは数年前から持っていた。あまり悩む時間はなく、本当に楽しみな気持ちで決断した」

 ─小池裕と同じポジションだ。

 「(今季は)少なからず連戦になると思うので、競争しながら高め合っていければと思う」

 ─新天地になじむために必要なことは。

 「自分はそんなにコミュニケーション力が高いほうではないので、なるべく早く自分を出すことを意識していきたい。サッカーを通じて会話する機会が多くなると思う」

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