アメリカのキャンプライター舟津です。ビンテージキャンプギア好きの我が家では、ホワイトガソリンのツーバーナーが数個ありますが、デザイン性に惚れてOD缶を使用するプリムスのツーバーナー「オンジャ」の愛用しています!今回はこの「オンジャ」を徹底レビュー。ガソリンツーバーナーとどのように使い分けているか紹介します。
プリムス「オンジャ」を購入したきっかけは?
プリムス「オンジャ」を購入したのは、ずばりかっこよかったから。見た目で惚れて衝動買い!他のツーバーナーの長方形のボックス型と異なり、軽量で脚を広げるだけで設営ができる手軽さも魅力でした。
▼プリムス「オンジャ」商品仕様
プリムス「オンジャ」の魅力は?実際使ってみた感想は…
衝動買いした商品ですが、その使い心地は?「オンジャ」の魅力を紹介します。
【魅力その1】すっきり収納で軽量
「オンジャ」は、凸凹がなく収納しやすく、車で運ぶときも場所をとりません。本体自体も3キロと軽量で、持ち運ぶときもショルダーストラップが付いていて、肩掛けして持ち運びできます。
【魅力その2】扱いやすい
使うときは組み立てる必要なく、脚を広げれば簡単にツーバーナーになります。また、つまみを回せば点火でき、火の調節も簡単。OD缶もクルクル差し込むだけで、まったく取り扱いは難しくなく、初心者でも扱いやすいギアです。
【魅力その3】コンパクトながら火力もある!
「オンジャ」の火力はコンパクトながら3500kcl/hと、ホワイトガソリンに引けを取らないぐらい火力があります。マックスにつまみを回して火力を上げると「ボー」と燃焼音は大きくなりますが、キャンプ場では気になる音ではありません。
【魅力その4】ウッドボード付き
収納しているときゴトク部分を守るためにあるウッドボードは、熱いものを乗せる鍋引きに使ったり、サンドイッチなどちょっとしたものを乗せる皿にもなり便利。ウッドには「Prius」のロゴもあり、おしゃれです。
ちょっと残念な点は…
デザイン性抜群の「オンジャ」ですが、ちょっと改善してほしい点は…
【その1】点火装置がない
OD缶のツーバーナーには点火装置が付いているものもありますが、これはありません。
一度、ピクニックにいったとき、チャッカマンを忘れてお湯を沸かすことができなかったこともあり、やはり点火装置があればそういう失敗はなくなります。
【その2】風に弱い
一応、風よけは多少ついていますが、ちょっと強い風が吹けば火が消えることもあり、風があまり通らない場所に設営する必要があります。
【その3】ゴトク部分の掃除がしにくい
ゴトクの上にある網が取り外しできないため、その部分が汚れた場合掃除がちょっと大変です。
【その4】燃料の替え
料理の途中燃料が切れた場合、正面から燃料が交換できないため、ゴトクに乗せている鍋などを一度火から出して、本体を逆さまにして燃料を交換しなければならいのはちょっと面倒。
口コミ情報は?「オンジャ」は家キャンに活用している人も多い!
テント内で使用している人も多いようです。
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ガソリン燃料とOD缶の「オンジャ」ツーバーナーの使い分け
我が家のホワイトガソリンとOD缶のツーバーナーの使い分け方は…
OD缶のツーバーナーの「オンジャ」を使うときは…
持ち運びが楽チンで軽量なので、車でアクセスできない場所でキャンプをするときや、ちょっと駐車場から歩いてピクニックをするときなどに使用。簡単に使えるため、家のベランダでお湯を沸かしてコーヒーを飲んだりするときにも活用しています。
ホワイトガソリンのツーバーナーを使うときは…
ホワイトガソリンは気温が低くても点火できるので、冬キャンプにはこちらを使っています。また、ボックス型で安定感があるので、ツーバーナーの上に鉄板を乗せてBBQをするときはホワイトガソリンのモノを使用。
上記を踏まえて、「オンジャ」向きのキャンパーは…
扱いやすいので初心者キャンパーにおすすめ。また、荷物をあまり増やしたくない人や、持ち運びしなければいけないキャンプ場に行く場合が多い人向き。
プリムスでは別売りでツーバーナーとガス缶が入る収納バックがあり、それがあればなお収納しやすくなります。
ただし、OD缶は気温が低いと点火しにくい点、ホワイトガソリンより燃料が高いことを踏まえれば、冬でもがっつりキャンプをするヘビーキャンパーにはホワイトガソリンのほうが向いています。
写真映えするツーバーナーでおしゃれキャンプを演出しよう
我が家は車に「オンジャ」を入れ、いつでも休憩時にあたたかいコーヒーが飲めるようにしています。軽量で持ち運びがしやすく、取り扱いが簡単なので、いつでもどこでも持って行けるのが一番の魅力です。
私が持っているものは、旧デザインの海外バージョンですが、現在はデザインもより一層スタイリッシュ。ボディーがブラックのモノも登場して、ますますかっこよくなっています。