舞台演出家としても才能を発揮する松本潤

ジャニーズ事務所所属のグループが総出演するイベント「Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~」が昨年末に開催。

総合演出を務めたのが松本潤だったが、ファンも納得の演出でプロデューサーとしての階段をまた一つ上がった。同公演にはKinKi Kidsから、なにわ男子まで71人が登場。各グループごとのパフォーマンスや、この日限りのグループ同士のコラボレーション。SMAPの「SHAKE」や嵐の「Happiness」といった過去の名曲をカバーするなど、ファンを熱狂させた。

今回、注目されていたのは松本の総合演出。会場となった東京ドームでの演出を嵐のコンサートで任されていたことが多かったという理由からの抜擢だが、ある業界関係者は「発表段階では無線制御型ペンライト(通称・フリフラ)や、巨大ムービングステージなどの最新技術など嵐のステージで使っていたものを、そのまま持ってくるのでは、ジャニフェスが嵐のコンサートと同じようになってしまうのではと危惧するファンも多かった」というが、そんな心配もどこ吹く風といった感じだったという。

前出関係者は「グループで何を歌うかといった選曲部分や、セットリストの構成はファンも納得のものだったようです。松本もメンバーやスタッフと話し合って決めたと報じられてましたが、グループの魅力が出ていてよかったというのが大方の評価だったようです。嵐が休止してからもいろいろな舞台演出の勉強をしていたというから、その成果が出たということでしょう」。

主演映画も公開され、大河ドラマも控えている松本。役者としてだけでなく舞台演出家としても名を挙げていくかもしれない。

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