幼年野球の「NPB(日本野球機構)12球団ジュニアトーナメント2021」が昨年末、東京・明治神宮球場他で行われ、楽天ジュニアに所属した新井ジュニアの内記梨央(ないき・りお、新井小6年)が持ち前の打撃で大活躍し、チームの準優勝に貢献した。
楽天ジュニアは1回戦で西武ジュニアに3―2、2回戦で東京ヤクルトジュニアに4―2と勝利し、決勝トーナメントの準決勝に進出。準決勝で読売ジュニアに11―7と勝ち、決勝は中日ジュニアに8―14で敗れた。
内記は主に7番、指名打者か一塁手で出場し、通算3本塁打。準決勝、決勝で2試合連続本塁打を放った。4試合で9打数5安打6打点、打率・本塁打・打点はいずれもチームトップの成績を残した。「準優勝は悔しかったけど、最後までたくさん試合ができたのは良かった。心も体も楽天ジュニアを通して強くなったと思う。毎週、(練習場所の仙台市まで)送り迎えしてくれた両親には感謝しかない」と話した。
中学生となる今後については楽天ジュニアなどのチームメートを意識し、「また、大きい舞台で戦おうと話した。自主練習などたくさん練習し、負けない気持ちで頑張りたい」と意欲を表した。
チームは東北と新潟の7県から選手16人で構成。新潟県からは唯一選ばれた。上越からの選出は2年ぶり4人目で、新井ジュニアからは3年ぶり2人目。身長171センチ、体重70キロ。右投げ右打ち。