沖縄779人コロナ感染、米軍391人 宮古島で人口比1000人超す(1月10日午後)

 沖縄県は10日、新型コロナウイルスの新規感染者が779人だったと発表した。そのうち宮古島市では56人おり、直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数が1001.37人と、1000人の大台を超えた。
【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況
 県内では年明け以降、感染者が劇的に増加しており、今年に入ってわずか10日間で計7547人にのぼる。累計は5万8209人。一昨日の8日には過去最多の1759人、前日9日は1533人だった。
 在沖米軍は391人。過去最多だった前日の429人より減ったが、2番目に多い。累計は5403人となった。琉球新報の試算では、在沖米軍の7日までの直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は1905.3で、世界最悪レベルとなっている。
 保健所管内別の感染者は▽那覇市217人▽北部117人▽中部171人▽南部184人▽宮古56人▽八重山21人▽県外9人▽確認中1人。   
 直近1週間の県内の人口10万人当たり新規陽性者数は、10日時点で492.49人と500人に迫っている。都道府県の比較可能な9日のデータでは、448.79人で全国1位。2位は広島県の76.62、3位は山口県で66.81。全国平均は24.54人。
 入院・療養等調整中は3097人(前日3502人)。自宅療養は3640人(前日2545人)。入院中は258人(前日249人)で、そのうち中等症は121人(前日115人)、重症は0人だった。
 
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