土日でコロナ新規感染29人 和歌山県、高校バレー部でクラスター

 和歌山県は8日に8人、9日に21人が県内で新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。この2日間で5人の感染が判明した和歌山市の私立開智高校男子バレーボール部について、県内92件目のクラスターに認定した。

 2日間に発表された新規感染者の保健所管内別の内訳は、和歌山市が18人、岩出4人、田辺3人、新宮と橋本、湯浅、県外が各1人。

 県によると、クラスターになったバレーボール部の部員や教員ら計25人は、東京都内で開催された大会に出場するため3日から7日まで遠征。8日に部員1人の感染が判明し、9日に新たに部員4人の感染が分かった。クラスターの認定は昨年10月1日以来100日ぶり。

 また、田辺管内では、20代アルバイト男性と50代会社員男性の感染が判明した。20代男性は大阪にある友人宅に宿泊。50代男性は県外から管内に帰省していた別居家族の陽性が判明して検査を受けた。

 1日当たりの感染者数が20人以上となるのは昨年9月24日以来、107日ぶり。

 入院患者は50人で、昨年10月3日以来98日ぶりに50人以上となった。

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