急速に発達する低気圧や強い冬型の気圧配置の影響で、北日本と北陸は12日（水）は暴風雪や大しけ、大雪となる所がある見込み。猛ふぶきや大雪による交通障害、高波に警戒が必要だ。

　日本海と、日本の南に発生する二つの低気圧が、前線を伴い急速に発達しながら12日（水）には北海道付近へ進み、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込み。強い冬型の気圧配置は、14日（金）ごろにかけて続きそうだ。

暴風雪・高波に警戒

　北日本と北陸では12日（水）は雪を伴った暴風となり、海は大しけとなる所がある見込み。猛ふぶきや、吹き溜まりによる交通障害、暴風、高波に警戒が必要だ。その後、14日（金）ごろにかけて、暴風雪や大しけが続くおそれがある。

＜12日（水）に予想される最大瞬間風速＞
　北海道、東北、北陸　30～40メートル

＜12日（水）に予想される波の高さ＞
　東北、北陸　7メートル 　北海道　　　6メートル

大雪のおそれ

　北日本を中心に、12日（水）にかけて大雪となる所がある見込み。

＜11日（火）夕方までの予想降雪量（多い所）＞
　北海道　30センチ

＜その後、12日（水）夕方までの予想降雪量（多い所）＞
　北海道、東北　40～60センチ

　なお、北日本や北陸は13日（木）から14日（金）にかけて、大雪が続くおそれがある。今後の気象情報に注意・警戒が必要だ。