不要な中学制服譲って 困窮世帯支援で宮崎市社協

 不要な制服を譲ってください―。宮崎市社会福祉協議会(厚地安会長)は1月から、着なくなった中学生の制服を、必要とする生徒に譲渡するための仲介を行う「制服リユースマッチング事業」を始めた。譲りたい、譲り受けたい、双方の登録を呼び掛けている。
 生活困窮世帯を支援するため初めて実施。対象は市内にあるすべての中学校の制服(上着、ズボン、スカート、合服、ワイシャツ、ブラウス)。希望者は同社協のホームページにある専用フォームや電話、ファクス、メールで申し込む。
 学校や性別、サイズが合致すれば、同社協が制服を引き渡す。双方の個人情報が伝わることはない。同社協は「助け合いの意識から、支援が行き渡ることを願っている」と話している。
 専用フォームはこちら。同社協(電話)0985(52)5131。ファクス0985(52)5724。メールvoc7170@my-shakyo.jp

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