京都ゑびす神社・十日戎の名物お菓子「えびす焼き」  かわいい見た目で参拝の疲れも吹き飛ぶ!

京都市東山区の建仁寺近くにある「京都ゑびす神社」では、毎年1月8〜12日に「十日ゑびす大祭」が行われます。

道路にはたくさんの屋台が立ち並び、吉兆笹を求める人や商売繁盛を祈願する人などで境内は大変賑わいます。

これだけ人が多いと、参拝するだけでも一苦労。
そんな参拝の疲れを癒やすのにオススメしたいのが、その名も「えびす焼き」です。

えびす焼きを販売しているのは、京都ゑびす神社の少し北にお店を構える「かぎ甚(鍵甚良房)」。

大正11年(1921)年創業の老舗和菓子屋で、十日ゑびす大祭の時のみ店先に屋台が設置されます。

屋台では、職人さんが鉄板でえびす焼きを作っており、漂う良い香りで通行人の注目の的です。

えびす焼きを求め、店先には長い行列。

数十軒ある十日ゑびす大祭の屋台ですが、これだけ人が並んでいるのはかぎ甚だけです。

順番近づくにつれ、いい香りがマスク越しに強く伝わってきます。

「早く食べたい・・・!」

職人さんの手さばきも見事

30分ほど並んでゲットしたえびす焼きがこちら。
お値段は1個180円。大きさは食べやすい一口サイズです。

えびすさんの顔の焼印がとってもかわいい見た目。

外側の生地は香ばしく焼かれており、中のアンコはちょうどいい甘さです。

耳(?)の部分がキュッと折られているのも愛らしいですね。

その場で出来たてを食べるのもいいですし、お持ち帰りして家で温かいお茶と一緒にゆっくり食べるのもありです。

1月の「十日えびす大祭」と10月の「二十日えびす大祭」限定で販売されるえびす焼き。

参拝のお供に一ついかがでしょうか。

  • 名称:和菓子司 かぎ甚
  • 住所:京都市東山区大和大路通り四条下る小松町140
  • 販売期間:1月9日〜11日・10月19〜20日
  • HP:https://kagijin.jp/index.html

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