連休明けのきょう11日(火)は全国的に天気が崩れ、雨や雪となりそうだ。
低気圧が発達しながら進むため、沿岸部を中心に風も強まる見込み。
また、日本海側では夜から次第に雪の範囲が広がりそうだ。
全国的に傘の出番 強風にも注意
きょうは日本列島を挟むように2つの低気圧や前線が進んでいくため、全国的に天気が崩れる。
午前5時現在、沖縄から西日本、そして関東甲信や東海でも一部、雨雲がかかっているが、このあと雨の範囲が全国展開していく。
昼前には東北南部あたりまで雨雲が広がる見込みで、沿岸部を中心に風も強まり、横殴りの雨になる所もありそうだ。雷を伴う所もあるため、落雷や突風などに注意が必要となる。
日本海側では雨から雪へ
日中、雪になるのは山沿いが中心で、平野部では雨が主体となりそうだ。
ただ、低気圧が通り過ぎると日本付近は冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込むため、日本海側では次第に雨が雪に変わる見通し。
夜遅くには山陰から北の日本海側を中心に広く雪となり、風も強く、猛ふぶきになる所もありそうだ。
なお、あす12日(水)から14日(金)頃にかけては、北陸や北日本を中心に冬の嵐となるおそれがある。
大雪や猛ふぶきによる交通障害、高波などに警戒が必要だ。
気温低い 雨や風でより寒く
日中の気温は全国的にきのうより低い所が多くなりそうだ。
全国的に雨で風も強まるため、体感的には気温の数字よりも寒く感じられるかもしれない。
(気象予報士・多胡安那)