近江鉄道 日野駅でおいしいゆったり滋賀時間、明治から続く駅の歴史と最新地元カフェスイーツが合体

京都アニメーションなどが手がけた名作アニメ『中二病でも恋がしたい!』の聖地のひとつ、滋賀県日野町 旧鎌掛小学校。

その最寄り駅、近江鉄道 日野駅には、アニメ聖地巡礼ファンをはじめ、鉄道好き・スイーツ好きの姿が―――。

スイーツやパンが好きな人たちは、日野駅で電車をみながらゆっくり過ごす時間へ。

実はここ近江鉄道 日野駅には、観光案内交流施設「なないろ」が併設されていて、ここで日替わりオーナーによるカフェが運営されている。

日野駅で、絶品&絶景…ゆったりな滋賀時間を体感

この日は、ケーキやスイーツをいろいろ手がける女性たちのカフェに。

温かいコーヒーと絶品ケーキをいただきながら、日野駅を発着する近江鉄道電車や牧歌的な景色、行き交う人たちをぼんやり眺める時間が楽しめる。

ときには、地元高校生がつくったスイーツも販売されて、ひそかにそんなメニューを狙って日野駅を訪れる人もいるとか。

随所に明治から続く駅の歴史の面影が……

日野駅が誕生したのは、120年以上も前。1900(明治33)年に開業。その4年前に、日野商人の正野玄三ら有志がここ上野田へ停車場設置を陳情。近江鉄道開業2年前の明治31年に正野玄三が近江鉄道2代目社長に就任した。

鉄道ミュージアムとして再生した日野駅には、いまも駅務室で使われていたノスタルジックな時計や、駅ホーム案内板、エンタシス柱の玄関などが残っている。

そんな日野駅のカフェ空間で、熱々のコーヒーと絶品スイーツをたしなみながら、電車や行き交う人たちを眺めていると時間が建つのも忘れてしまうほど。

このあとは、日野駅に併設した鉄道ミュージアムや、駅構内の中線にある貴重な鉄道遺構をみていこ。

<近江鉄道で行く滋賀の旅>
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(※同シリーズの画像はすべて許可を得て撮影しています)

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