秋に部分開業する九州新幹線長崎ルートに導入される車両「かもめ」が10日未明、東彼川棚町の川棚港から大村市の大村車両基地にトレーラーで陸上輸送された。沿道や基地付近では、鉄道ファンや住民らがカメラを構えながら見守った。
1編成6両が6日に山口県下松市の日立製作所笠戸事業所を出発し、海路で関門海峡や針尾瀬戸を経て9日に川棚港で陸揚げされた。10日に大村車両基地に到着したのはこのうち3両。残りは11日未明に運ぶ。今後、整備や点検など運転に向けた準備が進められる。
車両は東海道新幹線の「N700S」をベースとした6両編成396人乗り。部分開業時は4編成導入する。
新幹線「かもめ」大村の車両基地に到着 住民や鉄道ファンら見守る
- Published
- 2022/01/11 10:30 (JST)
- Updated
- 2022/01/12 11:40 (JST)
© 株式会社長崎新聞社