長崎ホテル清風の土地・建物を売却 大江戸温泉リート法人

 大江戸温泉リート投資法人(東京)は7日、大江戸温泉物語長崎ホテル清風(長崎市大鳥町)の土地・建物を、国内の法人に売却する契約を締結した。売却先は非公表。額は16億4千万円で13日に譲渡予定。リート法人は売却理由を「手元資金を手厚くし、財務の安定を図るため」としている。運営は大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ(東京)が引き続き行い、雇用も継続する。
 長崎ホテル清風は1982年創業。2016年に大江戸温泉物語が買収し、17年12月からリート法人に所有権が移っていた。同法人は、同ホテルズ&リゾーツの34宿泊施設のうち、長崎ホテル清風を含む14施設を所有し投資、運用。今回は投資比率が比較的低い長崎ホテル清風1件を売却する。


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