向井理ら「婚活探偵」出演者がプライベートでハマっている“〇〇活”とは?

BSテレ東で放送の土曜ドラマ9「婚活探偵」(土曜午後9:00)の生配信イベントが行われ、主演の向井理、共演の成海璃子、前田旺志郎、橋本マナミが参加した。

ドラマの原作は「雪冤」で第29回横溝正史ミステリ大賞&テレビ東京賞をダブル受賞し作家デビューを果たした大門剛明氏の連作短編。仕事はできるがもてない中年探偵・黒崎竜司(向井)が、元刑事の経験と勘を基に、探偵事務所に舞い込んでくる謎や事件を爽快に解決…かと思えば、その裏で絶賛婚活中という、“キレのある推理”と“恋に不器用な男の婚活”を、リアルな婚活事情を織り込みながら描くラブコメミステリーだ。

向井は「探偵したり、婚活に行ったり、黒崎を中心に物語が動くドラマなので、僕が出ていないシーンがほぼなくて、スケジュール表が全部黒になるくらい毎日撮影でした」とハードなスケジュールだったことを報告。演じる上では、「“ハードボイルドとは何か?”というところから悩みました。人それぞれハードボイルドのイメージがあるし、黒崎はどういう形のハードボイルドなのかを作り上げていく中で、新しい探偵像を作りつつ、ハードボイルドさを出しつつ、さらに男には好かれるけれど、女の人とはうまくいかない…という設定が難しくて、苦労しました」と役づくりにも触れた。

黒崎の婚活を支える結婚相談所のアドバイザー・城戸まどかを演じる成海は、「今回のドラマを通して、婚活アドバイザーという仕事を初めて知りました。相談者との距離も近くて独特で、すごいお仕事だと思いました。向井さんのような男性が結婚相談所に現れたとしたら、ハンサムな方なので秘密が隠されているのではないかと疑ってしまいます」と述べ、「黒崎さんにアドバイスするような立場ですが、怒られてシュンとしている黒崎さんの姿がかわいらしくて胸キュンしました」と、向井の演技にときめいた様子。

黒崎に憧れる探偵事務所の後輩・八神旬に扮(ふん)する前田は、「向井さんはハンサムですから、黒崎は男から見るとカッコいいです。でもハードボイルドの厚みが薄いのでそれが面白い(笑)。自分がなりたいというか、そばで見ていたいと思える人です」と称賛。

黒崎行きつけのバーで意味深なアドバイスをする色気あふれるバーテンダー・倉野梓紗役を務める橋本は「黒崎はカッコいいけれど、何か放っておけない感情を放ってくるところがあります。そんな雰囲気に、アドバイスをしながら母性本能をくすぐられていました。黒崎が婚活しているシーンはダサかわいくて、空回りしている姿がとてもいいです」と主人公の魅力に触れつつ、「でも現場では、向井さんが昔バーの店長をやられていたということで、逆にバーテンダーとしてのアドバイスをいただくことが多かったです。向井さんはお酒を注ぐ所作が身についていて奇麗な動きでした。撮影時は目の前に先生がいるようで緊張しました」と撮影を振り返った。

さらに、ドラマタイトルにちなんで「最近ハマっている○○活」について聞かれると、向井は「晩酌活」と言い、「1人で家でつまみを作ったり、その日の気分でお酒を考えたり、最低でも1杯飲むことで、その日の区切りとしています」と明かし、「つまみもチーズを燻製(くんせい)してみたり、ちょっとした一手間を加えるということをしています。最近は寒いので、白ワインを飲みながらおでんを食べたい」とこだわりを語った。

成海は「自分がしている○○活は、“ソロ活”。1人で外食することです。最近はデリバリーばかり頼まず、外で食べようと思って『孤独のグルメ』(テレビ東京系)のように、1人で、外食を楽しんでいます。1人でそば屋さんに行って、ビールを飲んだりしています」、前田は「僕はサウナに行くサ活。疲れている日とかに行くと体が楽になってすぐに眠れるので、サウナがはやる前からずっとやっています」、橋本は「私は腸活。おみそとかぬかみそを手作りして腸活するようになったら、太りづらくなって美肌にもなりました。腸活はいいこと尽くし」と、それぞれプライベートでのエピソードを披露した。

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