カンニング竹山の成人の日の思い出「逃げるように上京していたから…」

新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」が、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時から生放送している。

■カンニング竹山の成人の日の思い出「逃げるように上京していたから…」

2022年1月10日(月)の放送では、この日のTwitterのトレンド1位に「成人の日」が輝いたことを紹介した。成人の日の思い出について、お笑い芸人のカンニング竹山は「20歳の時は、上京して西荻窪に住んでいた。住所も杉並区に変更していたので、成人式の案内が杉並区から来たんだけど、そこに行っても知り合いが誰もいないから、案内を無視していた。地元の成人式にも、逃げるように上京していたから行かなかった」と語った。

また、4月から成人年齢が18歳へ引き下げられることに関して、竹山は「いろいろな権利をもらえるのは、18歳でも20歳でもそんなに変わらないから良いと思う。だけど、自分の経験から言うと、精神的に大人になったのは30歳かな。30歳まではいろいろな経験をし、失敗もした。そして30歳ぐらいになると、『責任をとらなきゃいけない』とわかってきた。だから、18歳で成人はちょっと早いかなという気持ちはある」と自身の考えを語った。

■Web漫画家の悲痛な訴え「テレビの表現規制がSNS投稿にまで派生。竹山さん、どうにかして!」

また、番組では、フランスで気候変動対策のため、自動車の広告の中に自転車の利用や歩行を呼びかける事項などの表示を義務付ける法律が可決したことを報じた。

竹山は「不思議な感じがする。例えば、タバコは値上げしても売り上げが変わっていない。車でこういう規制をしてどうなるのか?」とコメント。世界最大級の広告賞『カンヌライオンズ』の取材をしている編集者でライターの河尻亨一氏は「フランスでこのような規制が入ってくるのは既定路線。2年後のパリ五輪を見越した上で、世界に対するアピールという受け止め方もある」と自身の意見を述べた。竹山は「広告でそのような記載をしても、車は買われていくと思う。買う人の意識だけが変わればいいのか?」と河尻氏へ疑問を投げかけると、河尻氏は「ヨーロッパではそういう広告を打ち出した方が売れる。昨今では、何のために企業や商品が社会に存在しているのかを表現しないと評価されないという前提がある。新しい競争に勝つための広告だ」と応じた。

Web漫画家のやしろあずきは「この議論から外れてしまうかもしれないが、僕は米印を付けて小さく注意書きを付けることが嫌い。最初にテレビがそういうことを始めて、次第に僕らが生きているネットの世界でもそういう風潮になった。マスクを外した食事の風景をツイートするときに『※飲食時以外はマスクをつけています』と書かなきゃいけない風潮がある。テレビや広告の表現規制がSNSの日常的な投稿まで派生すると、本当につまらない世の中になると思っている。これはテレビのせいもあるのかなと思っていて、竹山さんなんとかしてください!」と自身の経験をもとに問題提起をすると、竹山は「テレビのせいもあるが、ネットができて、いろんな人が意見できるようになり、少人数の『これどうなんだよ』という意見を企業が怖がるようになったとも思う。社会生活で『ちょっと考えればわかるだろ』ということが通用しなくなっちゃっているよね」とコメントした。河尻氏は「コンテンツやクリエイティブの作り手に『面白い』という自信があれば、注意書き自体は気にならないのでは?と思ったんですけど、どうですか?」とやしろに問いかけると、やしろは「僕は注意書きを書かない。注意書きを書いても意見する人はいるし、僕は自分が作るコンテンツを面白いと思っていて、自信もある。さらに、自分のコンテンツを見ている人は注意書きをしなくてもわかってくれる自信がある」と応じました。この話を受けて、竹山は「僕もクリエーターに思いがあれば注意書きを書かなくても良いと思う。ところが、やしろさんのように個人で作品を出せたらいいんだけど、ほとんどの場合は個人の上に会社がある。会社が『注意書きを入れてくれ』とお願いしている事例がたくさんある。クリエーターと組織の意見が違うから難しい」と締めくくった。

放送の様子は、現在も「ABEMA」にて見逃し配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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