【新型コロナ】横浜で126人感染 プロバスケチームでクラスター チアリーダーや観客も

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は11日、新たに10歳未満~80代の男女126人の感染が確認された、と発表した。中等症1人、軽症113人、無症状11人で、1人は調査中。60人の感染経路が不明で、88人はワクチン接種完了後に陽性となる「ブレークスルー感染」だった。

 市によると、プロバスケットチーム「横浜ビー・コルセアーズ」で選手3人の陽性が新たに判明。すでに選手4人とスタッフ1人の感染が確認されており、市は新たなクラスター(感染者集団)と認定した。

 チームは今月2、3日に試合をした対戦チームに陽性者がいたため、選手とコート付近にいたスタッフなど約30人を対象に独自に検査を行うなどしていた。

 今回クラスターと認定された計8人以外に、これまでにチアリーダーや場外ブースにいたスタッフ、観客など計18人の感染が確認されているといい、クラスターとの関連を調べている。

 また、市内では、すでに4人の感染が確認されていたデイサービス施設で新たに職員4人と利用者2人の陽性が判明。市はクラスターと認定した。11日に職員と利用者約130人を対象に集団検査を実施したという。

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