全国高専ラグビー大会 奈良高専が最多タイの4連覇達成

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 去年の天理大学に続き、奈良のラグビーが今年も快挙です。全国高専ラグビー大会の決勝が9日に行われ近畿地区代表として出場した奈良高専が4年連続5回目の優勝を果たしました。連覇の記録では大会最多タイに並びました。

  どこまでも熱く貪欲に。選手わずか23人。最終学年の5年生8人がチームを引っ張る奈良高専。この全国大会では2試合連続完封で勝ち上がり4連覇に王手をかけました。

ゲームは序盤から臙脂のジャージー・奈良高専が九州・沖縄地区第1代表の久留米高専を圧倒します。

前半開始わずか5分、相手キックのカウンターからフルバックの市原が巧みなステップで相手ディフェンスをかわすと、素早いサポートで先制トライを奪います。

さらに前半10分、今度は敵陣深くのラインアウトから県立奈良朱雀・奈良商工高校との合同練習で磨いたモールでナンバー8・大床がトライ、12対0とリードを広げます。

久留米高専の反撃は直後の13分、キックパスをウイング福永がおさえ5点差に詰め寄ります。しかし奈良高専は動じることなく自分たちのラグビーを貫きました。フォワードが接点で相手を圧倒しバックスがトライを仕留める。この後、3連続トライで試合を決定づけます。

そして後半、奈良高専が求めてきた理想のトライが生まれます。キャプテンでプロップの甲元蓮羽の突進。フォワード・バックスが一体となって早いテンポでひたすらに前へ。最後はキャプテンの弟、フッカーの甲元陸羽がインゴールを陥れます。

ラストワンプレーもトライで締めくくった奈良高専が76対17の圧勝。決勝最多得点を更新するとともに4連覇を達成し、仙台高専名取の持つ大会連覇の記録に並びました。

奈良高専ラグビー部・森弘暢監督

「ほんま、これ以上ないゲームやった。最後の1つ前のトライすごかった。下の選手が絶対このレガシー継いでいかないかん。絶対やろうな。」

奈良高専ラグビー部・甲元蓮羽主将

「めちゃくちゃうれしいです。苦労したこともありましたし、5年生全員が1つになれなかった時もあったんですけど、最後は本音を言い合って全員で1つになれたので、すごくやり切れたと思っています。」