選手ら73人に指定証授与 日光で24日開幕の冬季スケート国体

選手宣誓を終え、団長の福田知事(右)からグータッチで激励を受ける日光明峰高の鈴木選手=11日午前10時25分、日光市内

 日光市で24日に開幕する第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体冬季大会スケート・アイスホッケー競技会」に出場する本県選手団の指定証授与式が11日、同市内で行われ、本県選手団長の福田富一(ふくだとみかず)知事から2競技4種目に出場する選手ら73人に指定証が渡された。

 本県選手団は本部役員を含む125人で、選手は監督兼任も含めて計66人。授与式には45人が出席し、4人がリモートで参加。代表して監督5人が福田知事から指定証を受け取った。

 本県は前回大会で天皇杯(男女総合成績)19位、皇后杯(女子総合成績)18位だった。福田知事は「チーム栃木の結束力を発揮し、天皇杯・皇后杯獲得に弾みをつける第一歩を踏み出してほしい」と激励した。

 最後に日光明峰高3年でアイスホッケー部の鈴木章史(すずきあきふみ)主将が「県代表の自覚と誇りを持って、輝く未来につながる大会にすることを誓います」と選手宣誓した。旗手は同校3年でスピードスケート部の篠原光佑(しのはらこうすけ)主将が務めた。

 大会は30日までの7日間、日光霧降スケートセンターや同アイスアリーナなどで無観客で開催される。

© 株式会社下野新聞社